小規模農家の多いこの町には、庭先で野菜を無人販売している農家さんがコンビニの数よりも多い。大体なんでも100円だ。ニュースなどで「今年はきゅうりが不作で値段が高い」と言われていてもいつもの量で100円だし、逆に「今年は白菜が豊作で値崩れを起こしている」と言われていても、
ここから先は有料になります
ニコニコポイントで購入する
チャンネルに入会して購読する
- この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
コメント
>>9
本当ですね。できることから、そして子どもにも伝えていこうと思いました。複雑にしてしまっていることを元に戻せば解決できること世の中にたくさんありそうですね。まずは自分の暮らしから見つめてみます。
いつも興味深く拝読しております。
私は教育に携わっています。
私塾ですが、「顧客は社会」と明言する社長の下
社員一同誠実に働く会社です。
しかし、日々のなかで
「教育」も「商品」として
「消費する」保護者に出会います。
偉そうでもなく、
モンスターと呼ばれるような方でもなく、
ただ、消費者意識が当たり前なんです。
なんだか、その違和感を、思い出しました。
形のないものを生業にしていると、
違和感がマヒして、
顧客は社会って言われても、
お題目か免罪符になって。
考えたこと、感じたことから、
なにか行動を起こせる人間になりたいです。
(著者)
子供を持った経験がないので分からないことだらけですが、農業を通じて「野菜は作る人と食べる人が一緒に育てるもの」だと学びました。食べる側が人任せにしてお金を払って野菜という商品を買うだけだから、作る側も現場を見られてないのをいいことに農薬や化学肥料を使って効率重視、儲け主義の農業をするようになるんだと。食べる側は現場を、作る側は食べる人の顔を見ることはどちらにとってもいい結果を生んでいるような気がします。あくまで農業の話ですけどね。
(ID:48932855)
題名だけ見てちょっとビックリしました。
でも内容を読んでその題名に共感できました。
確かに、高級レストランに行って高いものをいただいても、それはシェフの技術料やお店のコストであって、添えられているお野菜を作る生産者には回っていませんよね。
消費者と生産者が共に感謝しあえるような関係性が強くなると、ミニマムな生活ができてくるのかもしれませんね。
今の世の中ではそのバランスが片側に偏り過ぎていますよね。