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今週は「戦艦大和沖縄『特攻』」です。|久野潤チャンネルブロマガ

2017/04/14 18:36 投稿

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久野
です。


戦艦大和の命日である4月7日は、
本年も奈良県天理市の大和(おおやまと)神社での
第二艦隊戦没者慰霊祭に参列しました。

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小学生の頃に初めて作った軍艦プラモデルが
(先月竣工した護衛艦「かが」に艦名が引き継がれた)
空母「加賀」、そして次に「大和」です。

軍艦プラモデルの説明書って、作り方だけではなくて、
艦歴についてもけっこう詳しく書かれているんですよね。
それを見ながら私は

「昭和20年4月に沈没ってことは終戦のたった4ヶ月前やないか、
うまくやり過ごしたら『三笠』みたいな記念艦として
今も残ってたかもしれへんのに…」

と残念な気持ちになりました。
小学校4年生の時に読んだ伊藤正徳『連合艦隊の最期』でも、
同様の思いが書かれていました。

しかし、それは結局できなかったのです。
おそらくは日本人として、
「建国以来2600年外国に侵入させなかった民族の末裔」
としてできなかったのでしょう。

今の日本人が見れば、もしかすると理解できない理由かもしれません。
しかし、指導者特定個人の自己満足や
保身のためだけに「大和」を出撃させたわけではなかろう
――そういう感覚をもちさえすれば、
「大和」出撃についていろいろなことが見えてきます。

結果を踏まえた反省をし、
後世に教訓を得るのは当然、大事なことです。
戦艦大和の沖縄への出撃は当然、戦略的に問題もあったでしょう。

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しかし同時に、国家を背負い、歴史を担った先人たちを
信じる心ももたなければなりません。
その「信じる心」を崩壊させ、命がけで祖国をまもった
先人たちへの敬意と感謝を消し去ろうとしているのが、

まさに“南京大虐殺”“従軍慰安婦”問題ではありませんか。
戦後の日本人はいつしか、
「先輩たちの重大な決断には、何か理由があるはず」
という当たり前のことをどこかに
置き忘れてしまったのではないでしょうか。

今週の【久野潤チャンネル】ではそういう視点を踏まえて、
しかし情緒的に走ることなく歴史の大きな流れをベースに
戦艦大和沖縄特攻を「日本海軍の実力」
シリーズ第4弾としてお届けします。ぜひご覧下さい!

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