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歴史を背負った憲法論議と国防論議を!|久野潤チャンネルブロマガ

2017/05/03 13:32 投稿

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久野
です。

5月3日は、「憲法記念日」ですね。
現行憲法に不満をもつ人の中には、
近年「ご(5)み(3)の日」と呼ぶ向きもあるようです。
私ももちろん不満をもつ国民の一人ですが、
同時に国民であるがゆえに、手放しで
「あんな占領軍の押し付け憲法はゴミや!」
「憲法記念日なんて祝わんぞ!」と言えない複雑な思いです。

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先帝陛下によって公布された現行憲法は70年間、
占領終了から数えても65年間にわたって
日本人自身が保持し続けた厳然たる歴史の上に成り立っています。
我々は、自分が生まれる前にできた憲法や法律を
なぜ守らなければならないか?

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それは、いかに気に喰わない内容であっても、
かつて同じ日本国民が作った(ことになっている)ものとして
歴史上の“共同責任”を負っているからです。
70年前の日本国民と、今の我々は、
決して別モノの存在ではないのです

もちろん、国会の多数決で決めるのが
なんでも正しいなんて言っているわけではありません。
しかし気に喰わないから自分たちはヤダというだけでは、
行き着くところは、正当な手続きによって改正される
日米安保にあくまで「反対」して(彼らが掲げた理想と裏腹に)
死者まで出した国会前デモの再現ではないでしょうか。

護憲派以外の方々にとって(護憲派にとっても!?)、
この70年は憲法を考えるうえで悔恨の歴史であったでしょう。
それでもこの70年というのは、あの大東亜戦争と
今の我々とをつないでくれる大切な架け橋となる歴史の流れなんです。
命がけで戦ってくれた尊い先人たちが護ろうとした日本、
まさにその日本の国のかたちを正すのが憲法論議であって、
決して「あーしたいこーしたい」という
個人の好き嫌いの話ではありません。

5月3日とは、憲法に対する思想に関わらず、
この70年という他ならぬ日本人が選択して
歩んできた道筋について我々が
“共同責任”と受け止めて臨むべき日だと思っています。
本当の意味で自分たち自身の憲法を取り戻せるその日まで・・・。

さて、国をまもってきた先人の歴史を伝える【久野潤チャンネル】
――今週金曜日は再び「日本海軍の実力」シリーズの第五弾として、
ミッドウェー海戦を取り上げます。

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教科書にも出てくる有名な戦いですが、
ちょっと詳しい方がかえって誤解しがちなところなども
しっかりお伝えします。ぜひご覧下さい♪

( 久野 潤 )

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