久野です。
私は、小さい頃から御縁あって戦記物が大好きでした
(親が自衛官だったりミリオタだったりしたわけではありません)。
小学生時分でも、大人が読むのに苦労するような本を、
漢字辞典片手に読んでいたものです。
その時の率直な感想は、たとえ結果的に負けたとしても
「日本も50年前まで、こんなスゴい戦いをやってたんだ~」というものでした。
そうなんです、これまでも何度も書いてきたように、日本軍はスゴかったんです。
別に、自国を過剰にホメちゃおうということではありません。
つい最近まで、書店ですぐ手に取れる「太平洋戦争」本といえば、
日本軍はココが悪かったアソコがまずかった的なものばかりでした。
自国の歴史、特に軍事史から教訓を得るのは本当に大切なことです。
日本軍は戦後の歴史学者、さらには社会学者や
経営学者などからさまざまな批評に晒されました。
しかし(防衛庁関係の発行によるものなどを除いては)一般人がそれに触れても、
“そもそも日本軍がどれほどの戦いをしたのか”
という実態が伝わってこないものがほとんどでした。
戦前の日本がとにかく悪い国だったというテーゼを補強するための、
ためにする論評ばかりだったからです。
なので【久野潤チャンネル】では「日本軍の実力」シリーズで、
まずは先人たちの戦いの実情をお伝えします。
そのうえで現在も真剣に考えるべき、
引き出すべき教訓について論じてゆきたいと思います。
もちろん、「日本とアメリカが戦ったというくらいしか知らないよー」
という方でも大丈夫――
むしろ、その方が司馬史観などの変な先入観がなくてありがたいです(笑)
今晩はマリアナ沖海戦です、請う御期待!!
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