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BMS(BM98)の難易度インフレが人智を超えたレベルに達していた

2015/06/28 07:30 投稿

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MANIERA


元音ゲープレイヤーの皆さん、BMS(またはBM98)って覚えていますか? KONAMIのビートマニアを再現したPCのフリーゲームで、誰でも曲と譜面を作れることから大きな人気となったソフトです。


【大きな画像や動画はこちら】

BM98の開発はとうの昔に終わってしまいましたが、今でも別の開発者によって後継ソフトが作られています。楽曲もさまざまな人の手によって作られているのですが、一部のプレイヤーたちの腕が上がりすぎたことによって、難易度のインフレがとてつもないことになっていました。

以下の動画は、そんな最高峰のプレイヤーたちが挑む最強の4曲、『Overjoy』コースをまとめたものです。じっくりとご覧ください。



うわぁ...(ドン引き)。

何かの悪ふざけで作られたようにしか見えませんが、信じられないことにクリア者が数名いるそうです。人類の大いなる可能性を感じますね。本当に人類かどうか怪しいですが。

一応私も音ゲーの心得が多少ありますので、それぞれ簡単に見てみましょう。まず一曲目、『Angelic layer』は、圧倒的なまでのかまぼこ工場(スクラッチが立て続けに降ってくる譜面)です。


Angelic layer

かまぼこ工場


がんばってスクラッチをギュルギュルしましょう。その後にもっと絶望的な譜面が降ってきますが。

続いて2曲目の『End Time』は、静かな立ち上がりのあとに超過密な譜面が降り注ぎます。あまりの過密ぶりに、「GREAT」の字が点滅速度をこえて真っ青に。


End Time

通称「青グレ」状態


一番難しいところを超えたあとはほとんどノーツが降ってこず、回復もさせてくれません。ひどい。

3曲目の『MANIERA』はおしゃれな曲をバックに、連打・同時押し・微ズレ・かまぼこの波状攻撃が襲いかかります。実にいやらしい配置となっていますね。


MANIERA

とてつもなく押しにくそう


そしてラストの『FREEDOM DiVE』は、そうですね...一言で表すなら、宇宙でしょうか。


FREEDOM DiVE

宇宙である


BPM222という超ハイテンポな中を、流星のごとくノーツがひたすらに降り注ぎ続けます。これをクリアできる人の演奏中の手は、一体どんなことになってしまっているのでしょうか?

この手のゲームの難易度がインフレしていくのは当然といえば当然なのですが、行き着くところまで行ってしまったなあと、かまぼこ工場をながめながらしみじみ思いました。おいしいですよね、かまぼこ。

なお、本動画は2012年に公開されたものですが、今も最高コースの難易度は大して変わっていないようです。まあ、これ以上難しくなると、物理的に連打が間に合わなくなってきますからね。人間がクリアできる可能性のある、限界ギリギリの難易度となっているようです。

ちなみに、もう一つ上の難易度『Undefined』コースなるものもありますが、こちらはクリア者ゼロ。動画もありますので、ネタとしてお楽しみください。



最後の曲とか、ノーツで字や記号を書いて遊んでるだけですからね。連打速度が生産工場とかのラインにある謎の機械じゃないと、絶対に出せないレベルです。「LOVELY DAYS 2005」!

このコースをクリアする人間は、一生現れないことでしょう。......多分。

なお、今でもちゃんと簡単な曲も作られていますので、初心者でも安心です。最強コースクリア目指して、今からBMSを始めてみるのもいいでしょう。私は遠慮しておきますが。


【発狂BMS段位認定】Overjoy[ニコニコ動画]
【BMS】Undefinedコース【AUTOPLAY】[ニコニコ動画]
かまぼこ工場[ニコニコ大百科]

コンタケ

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