フォースの覚醒 BB-8 ドロイド Sphero


動力はフォース? それともCGの特殊効果? それとも......?


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『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の特報に登場し、すでに超低予算コスプレで再現されているなど、超人気者の球体型ドロイド「BB-8」。

BB-8がCGではないことは少し前に明かされていましたが、現代技術で作れる、自立的に動くロボットだということが、この度判明しました。では、現実によって夢が壊されるのが大丈夫な方は、読み進めてみてください。


フォースの覚醒 BB-8 ドロイド Sphero

中身はシンプルな構造


「Observation Deck」に取り上げられていたこの話題。上の写真はマサチューセッツ工科大学の「MITテクノロジー・リヴュー」に紹介されていた『Sphero』というオモチャで、これがBB-8と密接に関係しています。

まずは『Sphero』がどのようなもので、どう遊ぶのかをご覧ください。



スマートフォンをコントローラーにしたり、逆に『Sphero』をスマホゲームのコントローラーにしたりと、創意と工夫次第で遊び方は無限に広がりそうなガジェットです。

これを踏まえて、BB-8の動きを見てみましょう。



「スター・ウォーズ・セレブレーション」のステージ上に現れた、リアルなBB-8。このドロイドは、基本的に『Sphero』を巨大化させたものと考えて良いようです。

強いて言えば、ボールの中に収まった超小型の『セグウェイ』(みたいなメカ)が動くことによって、あたかもそのボールが自発的に動いているかのように見えるとのこと。「でも、のパーツはどうなってるの?」と皆さん疑問に思うかと存じます。

その答えはズバリ「磁石」。例えて言うならリニアモーターカーのような、浮いているけど離れ離れにならない技術が採用されているのだとか。さらに、BB-8の顔が左右に回転するのも、中の磁石を回転させてコントロールしているようです。

ウォルト・ディズニー社のCEOであるボブ・アイガー氏は、リリースされた当時から『Sphero』の可能性に注目しており、「社としても(エンターテイメント方面で)最良の方法でこの技術を使いたい」と考えていたのだとか。そして、『スター・ウォーズ』の製作で、やっとその技術が活かされることになり、潜在的な可能性を広げて、BB-8が誕生したそうです。

『Sphero』自体は130ドルほどで販売されており、早速磁石と組み合わせてBB-8を自作している人もいます。



クリスマス商戦辺りには、スマートフォン連動のBB-8が公式に発売されるかもしれませんね。


So, how DOES BB-8 work?[io9]
bb8[YouTube]
Star Wars BB-8 Droid Made from a Sphero and Magnets[YouTube]
BB-8 SPHERO DROID[cp3d]

岡本玄介

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RSS情報:http://www.kotaku.jp/2015/04/how-the-hell-does-bb-8-move.html