ルネッサンス期のオートマトンから、最新のロボットメタルバンドまで、機械じかけの演奏家たちは人類を魅了してきました。でも機械が演奏する音楽は私達の心を感動させることができるのでしょうか?
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18もの動画でロボットバンドの演奏を心の底に染み渡らせてみましょう。
Compressorheadによるモーターヘッドの『Ace of Spades』の演奏。
東京大学のチームによって作られたロボットバンド、Z-Machinesの2013年のデビューギグ。
Z-MachinesとDJ TASAKAによる「Post People」。
4体のHUBOロボットによるビートルズの「カム・トゥギャザー」。
Z-Machinesとスクエアプッシャーのコラボ。
トヨタのロボットカルテット。
ニュージーランドのガレージロボットバンド、The Trons。ジャンクや捨てられた電子機器によって作られ、90年代初期のコンピューターによってコントロールされているバンドです。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズの「Californication」を演奏するTeamDARE。
Intel Embedded Computingのエンジニアたちによって作られたペイントボールオーケストラロボット。
ヨハン・セバスティアン・バッハの「トッカータとフーガニ短調」を演奏する8個のフロッピードライブたち。
AC/DCの「TNT」を演奏するCompressorhead。
The B-52'sの「Rock Lobster」を演奏するThe Bit-52's。
マルーン5の「Moves Like Jagger」を演奏するロボットバンド。
トヨタのバイオリン演奏ロボット。
同じくトヨタのトランペット演奏ロボット。
The Tronsが演奏する「Time's Up」。
ルイ16世の木製家具職人であるドイツ人のペーター・キンツィングとダヴィッド・ロエントゲンが、1784年にベルサイユのマリー・アントワネットのために作った初期のオートマトン、Joueuse de Tympanon(ダルシマー奏者)。
Z-Machinesのメイキング動画もおまけでどうぞ。
さてさて、さまざまな機械じかけのバンドたちの演奏を見てきましたが、いかがだったでしょうか? 演奏している音楽こそ違えど、最新技術によって作られたバンドに引けをとらない1784年のオートマトンは感動的ですね。
ロボットバンドたちが本物のバンドを置き換える日はもうすぐ? それともそうなるのは遠い未来か、はたまた生身の人間のバンドとロボットバンド、またはロボットバンドメンバーと人間バンドメンバーの混合バンドなどが共存できる未来がやってくるでしょうか?
Can Robots Rock? Listen To Music By A Dozen Different All-Robot Bands[via io9]
(abcxyz)
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