現実の世界では当然ながら、匿名で投稿できるオンライン上でも、発言には注意を払ったほうがいいですよ。今回ご紹介するAlltime10sの動画では、逮捕されてそれを学んだ人たちの話です。
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フェイスブック上で行った投稿などで逮捕された10のケースを紹介していきます。
■2011年「Attack a Teacher Day」(先生を攻撃する日)というイベントを作った12~13歳の子どもたち6人が逮捕された。
学校の先生に対して暴力的な脅しをし、フェイスブックイベントに約100人の生徒を招待した彼ら。逮捕された後に釈放され親元に返されています。
■2011年、アメリカのティーンエージャーが女性クラスメイトのランキングを作成したとして風紀紊乱行為で起訴された
クラスメイトの女子たちを、人種や見た目によってランク付けし、フェイスブックに投稿した学生が逮捕されました。
■2011年に、シカゴのバーで行った喧嘩について自慢した女性が逮捕された
フェイスブックで女性が「バーでの喧嘩の最中に他の女性の顔にグラスをぶつけてやった」と自慢。被害者の友達がこの投稿を見て被害者本人と警察に知らせたため、逮捕されることとなりました。
■2011年イギリスで起きた暴動に関連し、フェイスブックで暴動を扇動した数人が逮捕された
2人の男性が逮捕され、「Bring the Riots to Swansea」(スウォンジーに暴動を)というフェイスブックページを作った25歳の男性は4年間の投獄という罰が下りました。
■自らの飲酒運転に対する起訴に対して「LOL」(笑い)とコメントをした女性が逮捕された
この2012年に起きた事件では、飲酒運転で4人の子供の乗った車にぶつかり、現場から逃走した女性の「LOL」というコメントに対し、裁判官が女性にフェイスブックのアカウントを削除するよう求めましたが、真面目に受け止めず従わなかったとして法廷侮辱罪で48時間投獄されました。
・2013年、ボストンマラソン爆弾テロ事件に関する暴力的なラップビデオを投稿したとしてティーンエージャーが逮捕された
アメリカのティーンエージャーが「ボストンマラソン爆弾テロ事件よりも悪いことをする」などという歌詞が含まれたラップ動画を投稿し、1ヶ月投獄されました。
■「首相が死ねばいいのに」などと投稿した男性が逮捕された
バングラディッシュの大学講師の男性が、地元の映画監督や有名ジャーナリストが相次いで無くなったことを受けて「首相が死ねばいいのに」とフェイスブックに投稿。
6ヶ月間刑務所にという刑が下りましたが、死刑にするという脅しがあったこともあってかオーストラリアに住むことにしたようです。
■偽のフェイスブックプロファイルを作って元夫が自分を殺そうとしている証拠を掴み、元夫を逮捕してもらった女性
親権をめぐる争いの中で、女性が偽のフェイスブックプロファイルで他人を装い元夫とコンタクト。元夫が「誰か元妻を1万ドルで始末してくれる人知らないかな」などとメッセージしたことで、自分を殺そうとしている事を確信した女性は元夫を逮捕してもらいます
。しかし元夫はこの偽プロファイルが元妻のものだと知っていた上で殺すと嘘をついたことを証明、起訴は取下げられます。
■2010年、医療技術者が、窒息した女性の写真を載せて違法行為で有罪に
窒息して死亡した女性の写真をアップロードしたとして、200時間の社会奉仕活動を命ぜられました。
■2011年、ボーイフレンドを殺すためにフェイスブックで殺し屋を探していると投稿した女性が逮捕
彼氏を殺す人にお金を払うなどと投稿した女性、数時間後に投稿を取り消します。(彼氏もこの投稿にコメントをしているものの)彼氏の親戚がこれを見て警察に連絡して、女性と1000ドルで殺しを引き受けようとした男性が逮捕されました。
みなさんも、ソーシャルメディアを使う際はよく考えて、気をつけてね!
10 Ways Facebook Can Get You Arrested [AllTime10s via Kotaku]
(abcxyz)
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