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『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』ソー役のクリス・ヘムズワースにインタビュー

2014/01/31 21:30 投稿

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クリヘム


アメコミヒーロー大集合映画『アベンジャーズ』で敵同士だったソーとロキの兄弟が、全宇宙の危機を救うため共に戦う映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』 。今回は、主人公・ソー役を演じるクリス・ヘムズワースにインタビューして参りました。

クリス・ヘムズワースが語る、ロキ役のトム・ヒドルストンとの関係や次回作への意気込みなどは以下より。
 


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――『マイティ・ソー』、『アベンジャーズ』、そして今作とソーを演じてきて、何か心境に変化はありますか?

クリス・ヘムズワース(以下、クリス):ソーを演じることが決まった時は自分はもちろんですが、原作コミックのファンたちも、映画が成功するかどうか本当に不安で一杯だったと思います。

第一作が成功し、もちろん安心できましたが、それでも同じことは繰り返せないというプレッシャーはあります。新しい要素を入れたり、キャラクターの新たな側面を見出して、パターン化させずに観客に面白いと思ってもらわなければいけないからです。それでも、このキャラクターを演じるのは大好きですね。自分のキャリアはソー役のおかげである部分が大きいので、本当にありがたく思っています。


――3作を通して出演している、トム・ヒドルストン(ロキ役)との共演はいかがですか?

クリス:最高ですよ。再び同じ役を演じる役者と共演するのは、互いを知るのに何ヶ月もかけなくていいし、今までに築き上げた関係をすぐに取り戻して、さらに深められるので、すごくいいことですね。

トムは才能に溢れる役者であり、とても楽しい仲間で、撮影現場でいつも笑いあっています。私と同じように彼も自分の演じるロキというキャラクターを愛し、楽しんでいますね。また共演したいです。


――今作の撮影にあたって、身体は鍛え直しましたか?

クリス:今作の前に撮影していた作品ではかなり体重を落としていたので、ソーを演じるために身体を大きくする必要があったんです。なので、ジムで長い時間トレーニングをして、高タンパクの食事をたくさんたくさん食べてカロリーを摂取しましたね。

数年前から、身体を維持するためにボクシングやムエタイのトレーニングも続けています。今作ではよりダイナミックなアクションが増え、ワイヤーアクションも増えたので、スタントのトレーニングもしました。ソーは何回も打ちのめされて、かなりの距離を投げ飛ばれるのでちょっと辛かったんですが、良いシーンになりましたよ。


――ソーを演じることで沢山のファンの心を掴んでいますが、ソーファンの印象はいかがでしょうか?

クリス:熱い人が多いです。コミコンで出会ったファンの手作りコスチュームなどは、実際映画で使っている物にも匹敵する素晴らしい出来でした。

原作ファンはコミックを長い時間を書けて沢山読んでいるので、誰よりもソーというキャラクターを知っています。畏れ多いことですが、そんなファンがたくさんいる作品に参加して、自分のバージョンが受け入れてもらえていることには感謝しかないです。


――今作の撮影で一番大変だったことは何ですか?

クリス:アイスランドでの撮影ですね。袖なしの服にマントというその場にふさわしくない格好をしていたんで、とにかく寒かったです。歯をカチカチさせずに台詞を言って、震えを止めながら演技をするのはとても大変でしたよ。


――今作ではロキがあるキャラクターに変身するシーンがありますが、もしソー以外のキャラクターを演じられるとしたら誰をやってみたいですか?

クリスインクレディブル・ハルクは面白いでしょうね。飛び跳ねて、物を壊してまわるのはきっと楽しい(笑)


――それでは最後に、少し先になりますが『アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン(原題)』でソーを演じる意気込みを教えてください。

クリス:第一作でソーを初めて演じる時は、キャストやスタッフとうまくやっていけるか、映画が観客に受け入れられるかなどが心配でした。でも、こうして戻ってきた今は以前よりプレッシャーを感じていません。キャストと再び合流して、作品をさらに高いレベルへと持っていく挑戦をするのがとても楽しみです。


前作以上に壮大なスケールのエピック・ファンタジー的(ラブ)ストーリーが展開され、一層熱く、面白い『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』。それでもシリアスにはなり過ぎず、コミカルなシーンも魅力的な作品です。そして、今作もソーとロキの兄弟ドラマが見どころ。ラストには衝撃の展開が......!

第一作は、ソーのオリジンのストーリーであり、力を奪われた彼の活躍を描いたものでしたが、今作では全力を発揮。アクションシーンも派手になっているだけでなく、さらに完成されたボデーを強調する水浴びのサービスシーンが入るなど、ソーのマッチョ・ヒーロー具合が加速していて大変素晴らしいです。

そして、後に続く『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー(原題)』や『アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン(原題)』への繋がりを感じさせる作品でもありました。マーベル・シネマティック・ユニバースの今後が楽しみだ!

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は、2月1日(土)2D・3D公開。


『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』公式サイト

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