今年は『ゴーストバスターズ(1984)』が公開されてから、30周年というアニバーサリー・イヤー。80年代に生み出されたSF映画は数あれど、この作品が一番好きだという人も少なくないのではないでしょうか。
当時の北米で歴代1位の興行収入をたたき出し、日本でもレイ・パーカーJr.による同名テーマソングと共に熱狂的に迎えられた、この作品。これほどのエンタテインメントがシリーズ2作で終息し、続編が今も作られていないのは考えてみれば不思議なことです。
そんな『ゴーストバスターズ』の30周年を記念して、imgurに貴重な舞台裏写真がたくさんアップされていました。粒子の粗いモノクロ写真からは、当時の撮影現場の息遣いまで伝わってくるようです。
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SF映画の醍醐味の1つが、メイキング。今やCG全盛の時代ですが、現在でもこうして多くのモンスターやクリーチャーが製作されているはず。
東宝のゴジラを意識して着ぐるみで撮影されたマシュマロマンの撮影風景や、続編『ゴーストバスターズ2』にも登場したアグリー・リトル・スパッドの操演、テラードッグのアニマトロニクスなど、手作り感あふれる現場の空気が感じられます。
ボツ案ふくむゴーストのデザイン画の数々。マシュマロマンやテラードッグのコンセプトデザインなど、興味深い画像です。
ゴーストバスターズの専用車両「Ecto−1」は、1959年製のキャデラックをベースに製作されたものですが、ルーフ上の謎メカにも詳細な設定があったんですね。
こちらはキャストの撮影風景。アイヴァン・ライトマン監督を始め、ビル・マーレイ、ダン・アイクロイド、ハロルド・ライミス、シガニー・ウィーバー。撮影の合間に俳優やスタッフが見せる素の表情など、貴重な写真がいっぱいです。
なお、ご紹介した写真は抜粋ですので『ゴーストバスターズ』の舞台裏たまらんという人は、ぜひimgurを訪れてみてください。公開されている写真は、全部で62枚。個人的にもメイキング写真を見るのは大好きなので、閲覧していてとても楽しかったです。
ちなみにオフィシャル・サイトも生きていて、こちらでも貴重な写真を大量に閲覧することが可能です。いやあ、いい時代になりました。
続編製作の噂が流れては消える『ゴーストバスターズ3』ですが、30周年を機に本当の確定情報に期待したいところです。
最近では様々な映画の舞台裏の写真が多く公開されています。例えば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『スターウォーズ』、『グレムリン』などの貴重な舞台裏の風景などは必見ですよ。
30 Years of Ghostbusters [Imgur]
[Ghostbusters - Official Site]
(キネコ)
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