意外にも「腐っても鯛」的なお宝のようです。
1993年の映画『ジュラシックパーク』で、ヴェロキラプトルが入っていたという檻...見過ごしてしまいがちな大道具ですが、ご覧になった皆さんは憶えてらっしゃいますでしょうか?
実はその檻と、2作目の『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』に登場した移動研究室(フリートウッド RV)が売りに出されているというから、ちょっと気になります。
しかしそのお値段が目玉の飛び出しそうなプライスとなっており、そのジュラシック価格にビックリしてしまいます。
以下でそのお値段と、写真ギャラリーもあれこれチェックしてみてください。どうぞ。
【大きな画像や動画はこちら】
通称「ラプター」とも呼ばれていた、ヴェロキラプトルが入っていたというこの大道具の檻。オークション・サイトのebayで付いているのは999万ドルという、日本円にして1千万ほどのプライス。この記事を書いている時点では、153件の入札が確認できます。
さすがに20年近く時間が経過しているため、サビや塗装の剥げ落ちなど、けっこう年季が入っているご様子です。でもこのプライスからして、マニアには人気のアイテムなんでしょうかねぇ?
そして1997年に作られ、2作目に登場した移動研究室RVはグっとお買い求めしやすく、8600ドルが最高値となっています。
車内はかなり埃をかぶっており、小道具やタイヤなど色んなモノが散らかっているだけでなく、すでに2年ほどエンジンを掛けていないそうです。とはいえ、劇中には俳優のジェフ・ゴールドブラムさんやジュリアン・ムーアさん、ヴィンス・ボーンさんなども出入りしたという付加価値もあるワケで...その辺りに惹かれて入札した人たちは、58名おられるようです。
ちなみにですが、これらの大道具が放ったらかしてある保管されているのは、ロサンゼルス市内から車で45分ほど走った郊外なのだそうです。どちらも巨大で重量級な大道具なため、ちゃんと持ち帰ることができる用意をして行かないといけません。
オークションが終わるのは2月4日。その時にはどれくらいの値まで上がっているのか? いったいどんな人が落札するのでしょうか? その結果が気になっちゃいますね。
You can buy the Velociraptor Cage from Jurassic Park's Opening Sequence![io9]
(岡本玄介)
関連記事