まるでSF映画、バーチャル性転換が可能になっちゃいましたよ。
ヴァーチャルリアリティヘッドセットOculus Riftを使用して、2人の人間の視界をスワップさせるというアートインスタレーション、「The Machine To Be Another」が面白い!
子供の頃に読んだ短編SFの中に「他人の視点から物事を見ることが出来る装置」が出てくる作品がありましたが、まさにそれを可能にする作品となっています。
もしも今の自分より、背が高かったらどんな感じだろう? 毛深かったら? 性別が違ったら? そんな「もし」を他人の視点を自分のものにすることで実現しちゃうんです。動画ではパンツ一丁の男女が出てくるのでNSFW/職場閲覧注意です。
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この動画は、ジェンダー・アイデンティティ、クィア理論、親密さや相互尊重、フェミニスト・テクノサイエンスなどの研究過程のデモだそうです。
一人称視点のカメラと、Oculus Riftを使用して、立体的にお互いの視界を交換できちゃうなんて凄いですよねー。相手視点で自分を見つめて、手を触れ合うなんて、きっととても不思議な感覚でしょう。
「あれ? パンツの中にイチモツがない!?」って驚いたりするのも面白いかもしれませんし、将来的には「自分とセックスする様子を相手視点で体験」なんてフェティッシュが生まれたりするんでしょうね。
ウィリアム・ギブスンの小説や、映画『ストレンジ・デイズ/1999年12月31日』にも通づる未来(過去?)が体験できる日はそう遠くないのかもしれません。
性転換の未来を感じたところで、「ストリートファイターのキャラクターの性別を入れかえてみた」動画や「ロード・オブ・ザ・リングの性別を入れかえてみた!」なんて画像をお楽しみください。
The Machine To Be Another via The Verge [via Kotaku]
(abcxyz)
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