リアルタイムで映像をレタッチできちゃう未来も、そう遠くは無いのでしょうか?
すっぴん美人が歌う姿が徐々にレタッチされてフォトショ美女に変わっていく動画がネットを賑わせています。
レタッチの魔法の力がついにリアルタイムで可能に...なったわけではないのですが、動く画がレタッチされていくところを見ていると、「こんな技術がテレビの生放送で使われる日ももうすぐそこでは」なんて思っちゃいます。
【大きな画像や動画はこちら】
実はこれ、ハンガリー生まれの歌手、Boogieさんのミュージックビデオです。この動画を先に紹介したDesignBoomが「リアルタイムレタッチ」と報道したために、一部で「まじかよリアルタイムレタッチかよ!」のような話題になりました。
しかしフランス語の歌詞の中で、様々なブランド名を挙げながら「私は何を何故選ぶのか? 私は彼らの商品じゃない」と歌っていることや、米Kotakuが指摘する通り「ミュージックビデオクレジットにVFXとかメイクアップ、ポストプロダクションって書いてある」ということからも分かる通り、リアルタイムレタッチではないでしょう。
リアルタイムでニコラス・ケイジの顔とフェイス・オフ出来る技術はもう存在しますし。このレベルのレタッチがリアルタイムで出来る技術が登場すれば、見るもの何を信じればいいかわかんなくなっちゃいそうですねー。
BOGGIE: NOUVEAU PARFUM[Studio Lamb]
music video for boggie shows real-time digital retouching[Design Boom via Kotaku]
(abcxyz)
関連記事