ファッション業界はリアリティーを追求しています。
マンハッタンのダウンタウンで見つかったという、トップ画像のマネキン。これは一体どうしたことでしょうか? なんと、普通ならツルツルであろうオッパイの先っちょには、B地区がアレしているだけでなく、ちょっと下に目線をズラせば、アンダーヘアーがモッサリと生えているはありませんか!
こんなにも生々しいマネキンが、大都会に飾られても良いのでしょうか!?
以下では、さらなるセクスィー・マネキン画像やブランドの思惑など、詳しい話をご紹介します。さっそくどうぞ!
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このマネキンが飾られていたのは、純粋な「メイド・イン・USA」を押し出し、ロサンゼルスの工場から世界に向けて商品を売っている衣料品メーカー、アメリカンアパレルの店舗です。
ウィキペディアによりますと、アメリカンアパレルは2005年には「アメリカ合衆国で急成長中500の会社のリスト」の308位にランクインされたという、赤マル急上昇中のブランドなのですが...もしかすると、その成功の裏には、セクスィーすぎるマネキンの存在があるのかもしれません。
しかし本当のところはどうなのでしょうか?
ウェブ版のELLEマガジンに寄せられたコメントによりますと、アメリカンアパレル社は「ナチュラル・ビューティーを応援する」と言っています。さらに...
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通行人に何が本当にセクシーなのか、女性が持つ自然美の心地良さについて考えてもらうきっかけを作りました。
これはアメリカンアパレル社が、ファッション業界にはびこる大量のフォトショップやエアブラシ加工が施された広告を避けていることと一致しているのです。
今のところ、ポジティブな感想ばかりを頂いており、これからも様々な視点からのご意見を聴きたいと思っています。
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という、ちゃんとした信念を元に飾ったマネキンだったことが判りました。そして「ロウアー・イースト・サイドの店舗ではバレンタインの時期も、このマネキンの展示を続けて行く」ともアナウンスしています。もしも期間中お近くに行かれる方がいらっしゃれば、チェックしにいってはいかがでしょうか?
欧米の若い女性たちの間では、下の毛をツルツルにするのが常識となっていますが、中にはファッション・ブランドが「自然な美しさ」とやらをアピールするのもありかと思います。しかしこんなわざとらしいジャングルにしなくても...ねぇ?
宣伝の為とはいえ、ビキニで地下鉄案内なんかしても怒られちゃうので、セクシー成分はほどほどにしたほうがいいかもしれませんね。
写真: Gothamist
American Apparel Explains Its Merkin-Clad Mannequins[JEZEBEL]
(岡本玄介)
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