これまでにも、食べ物とは思えない造形や色をしたケーキを紹介してきました。しかし、今回皆さんに見ていただくのは、今までの作品の比ではありません。圧倒的な存在感を放つ等身大ユニコーンケーキです。
しかも、ユニコーンだけでなく周りのプロップもすべてお菓子で出来ているので、食べられます。あまりの出来映えに、お菓子だなんて信じられないですね。どの部分がケーキで、何処が違うのか考えてしまうほど。
精巧っぷりがよく分かる写真をギャラリーを用意しましたので是非ご覧あれ。等身大ユニコーンが草原をかけるケーキ、その名も「Baketopia」です!
【大きな画像や動画はこちら】
これらは、イギリスで開催されたNational Baking Weekの為に、4人のフードアーティストが渾身の力を込めて作成した食べれる芸術作品。
等身大ユニコーンだけでも驚愕の出来なのに、メレンゲで出来たテント小屋やクッキーの小鳥が吊り下げられた木、ミルクの噴水、マシュマロを焼いているキャンプファイヤーといった周囲に配置されたプロップにいたるまで、全てがお菓子。まさにベーキングのユートピアですね。
等身大ユニコーンを作ったのは、ギャラリーの最後に掲載したアーティストの写真の中のタトゥーの男性とのこと。ユニコーンの中身を虹色のスポンジケーキにしたところにセンスを感じます。
訳者の個人的意見として、虹色のケーキは決して食欲をそそるものでは無いですが、この使われ方は最高です。虹色だと、リアルに造形されたユニコーンの体にナイフを入れることへの罪悪感らしきものが軽減されそう。
この食べれるアートは、10月11日と12日の2日間で、ゲストが美味しく召し上がったのだとか。目で楽しんだ後は、胃で楽しむ。このイベントに参加出来た人たちが羨ましい!
Bye Bye Baketopia [Miss Cakehead via That's Nerdalicious via io9]
(中川真知子)
関連記事