第20回 大トリはミッキーの女装ストリップ芸! 豪華出演陣の創刊記念ライブとは何か?
ビックリしたなあ! ミノアマン!
《※編集部注:ミノアマン? 最初の一行がなんのことかわからず、筆者に問い合わせたところ、「ミノアマンは、ただのギャグです。プロレスラーのミノアマンの試合には、ときどき『びっくり』させられたからです」という返信が来ました。そういうわけで、ミノアマンはミノ“ワ”マンのことらしいのですが、当然のことながら原文ママ》
オレが前回、「結婚詐欺」の話をこの連載で書いたら、「元関脇・琴富士が偽装結婚で逮捕!」(2月20日)という事件が起きていたのだ。
それも謝礼が125万円!
思わず、「もう1回やるか」なんちゅうフラチな考えまでも。
でも、この琴富士って、逮捕されている。
予想されるのは、警察及び入国管理局が厳しくなっていることと、ナメていて提出書類に手抜きがあったか、本人がベラベラとしゃべっちゃっていたのではということ。
国家をナメてはいけません。
そんなことより、ソチ・オリンピックの浅田真央ちゃん。
テレビでフリー演技の中継を見ていたオレは、感極まって涙してしまった。
森元首相の「大事なときに、あの娘はこけちゃう〜」談話。
ラジオ(文化放送「くにまるジャパン」)で佐藤優が、あの発言の裏というか、本当に言いたかったのは「大事なときにこけちゃう」が示唆しているのは安倍首相だったと発言していた。
さすが! 当たっているんじゃないの?
また、森の「勝てない団体戦に出すべきではなかった」発言はかなり本質をついている。
なぜなら、フィギアをよく知る人々からは、同じような発言がされていたからだ。
《※編集部注:「フィギア」は「フィギュア」のことだと思われますが、当然のことながら原文ママ》
作家、ジャーナリスト、出版プロデューサーの山田順(あの小野 田少尉の本のゴーストライターだった父を持つ。その父が残した小野田少尉の素顔やいかに彼が作られた英雄だったかを暴露した本の全文をネットでアップ)が、ネット記事で 「浅田真央を団体戦が壊した!涙の ラストダンスの教訓」で鋭くえぐっている。
〔個人戦の前に、韓国のキムヨナ選手は「私はアメリカや日本に生まれなくてよかった。団体戦に出なければなりませんから」と言ったと伝えられている。また、ショートプログラムが終わった後、解説者の八木沼純子さんも「団体戦の後、ずっと同じ体調をキープするのは難しいので、1度リセットしてからつくり直すのがいちばんですが、選手によってはそれは難しい」と言っていた。〕(山田順の記事より)と。
森元首相って、ひょっとしたら「お馬鹿」を演じているフシがあるので、今後も要注目だ。
《編集部注:構成が思いつかず、前フリを引っ張ってごまかしている節がありますが、当然のことながら原文ママ》
さてさて、話を1980年代の旧カジノフォーリー時代にトリップしよう。
まず、創刊号を出したあとの反響。
ヒトがいかに「コロっと変わる(※以後、「コロ変」)」かをまざまざと目にする。というか身にしみた。
出版する前は、「お前! バカじゃないの!」と、さんざん悪態をついた友人たちが、コロ変。
「やっぱり、竹本はやる時にはやる男だよ」。
なかには正直に「ミニコミだし、出版しても失敗すると思っていたけど、まさか紀伊国屋のレジ脇に置かれるなんてビックリしたよ」うんぬん。
昔も今も変わらないが、日本人って本当に自分の評価や基準を確信してなくて、結局はまわりというか、いわゆる「世間」の評価によってコロ変するかを、このときに大いに学びましたよ。
でも、最もうれしく、予想していなかったことは「スタッフ希望者」の手紙が多く寄こされたことだった。
その手紙を熟読し、熱意とキャリアと笑いのセンスを見て、直接、何人かと会った。 少しだが女性もいたが、やめた。
ナンパ師だったオレの経験から、男のグループに可愛い女の子が混じると必ずギクシャクすることもわかっていたから、面接はしたけどヤンワリと断った。
なんやかんやがあって、最終的には優秀なスタッフが3人残った(彼らのことは、今後に詳細を)。
だが、今から思うと、スタッフ(基本、ボランティア)と編集会議をやることで、客観化できるところもあったが、どうしても独断ができにくくなり、2号以後は、微妙にオレのセンスとは違う内容も入れることになったのも事実だった。
中小企業のワンマン社長的に見られがちなオレだが、再三書いているように、実はとってもナイーブで繊細なタチなんで、みんなの意見をどうしても聞いてしまうのであった。
あ、そうだ! 創刊ライブの話を書くことになっていたことを、ビール飲んで書いてるからコロっと忘れていた。
1983年、秋。
9月下旬には、竹中直人が芥川龍之介の顔マネした表紙のカジノフォーリー創刊号が全国主要書店に並んだ。
ここでオレは大きな失敗をする。
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