それは闇雲にいろいろな参考書を試す事より、
予備校に行く事より、強い武器だなあ、と思っています。
よく、受験というと「必勝法!」というようなキーワードが、さも魅力的に語られますよね。
でも、「必勝法!」なんて本当にあるんでしょうか?
最近のZ会さんのTVCMでも、「正しい勉強法がもしあるなら、誰でも東大に入れる」と言っていましたけど、理屈で言えばそうなっちゃいますね。
正確に言うと、必勝法を見つけようとする事が、一番の必勝法なのかなと思います。
私が受験をしたのは何年も前ですが、私は当時友達とバンド活動をやっていて、
そんなに勉強好きではありませんでした(笑)
中学まではけっこうしっかり勉強していたのですが、
高校受験で、ほとんどエネルギーを使い果たして、
すっかり遊ぶ事ばかり考えているうちに、気づいたら高3でした。
それでも勉強好きではない私は、
好きなバンドの練習やライブ活動を休みたくなかったので、
予備校には行かずに、自宅勉強で受験に備えました。
ああしろこうしろ、と言われるのが嫌だったんです。
でも、ああしろこうしろ、と言ってくる人がいない分、
勉強法も全く自分なりでしたので、不安は沢山ありました。
これでいいのかな?ちゃんと必要なことを頭に入れられているのかな?と。
私の勉強法は単純で、センターでは5教科、二次試験で3教科必要だったので、
それぞれの教科分の手作り「参考書ノート」なるものを作りまくりました。
英語でいう単語帳みたいなもので、備忘録みたいなものです。
友達に借りた参考書、学校の教科書、模試でやった問題から、
自分が間違えやすい所を中心に、まとめていきました。
最終的に各教科、5冊から10冊くらいのノートにまとまりまして、
試験の寸前は、そのノートだけをずっと復習していました。
結果どうだったかと言うと、ノートに書いてある事はしっかり覚えていまして、
ただ、ノートに書いていない事については見事に知らない訳で、
教科によってはけっこうハズレもありましたけど、
何とか受験には合格することができました。
当時から「作ること」が好きだった私にとって、
自分でノートを作るのはすごく楽しかったし、
きれいにノートができると、なんか「やったなー!」って気になって、
満足感がありました。オリジナルでイラストとか入れてたし。
モチベーションをキープできたし、私には合っている方法だったと思います。
誰にでも、自分の性格に合った、必勝勉強法があると思います。
みんながそれを見つけるお手伝いをしていきたいし、
「受験の星」が、そんな必勝法の一つになれたら嬉しいな、と思っています!
みんなの成功談に、「受験の星」というキーワードが入れますように!
by 「受験の星」ディレクター齋藤
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