現代の日本は人口縮小局面だ。数年前から、徐々に減少へと転じた。
これは、人間がその動物的本能で「数が増えすぎた」と判断したからだろう。それで、「種」としての生存を計るため、数を減らしているのだ。
日本の人口がどこまで縮小するか分からないが、8千万人とも5千万人ともいわれたりしている。
日本人の年間の出生数は1949年の269万人がピークで、これがまさに「団塊の世代」と呼ばれた。その後、1973年に団塊の世代の子供――いわゆる「団塊ジュニア」が209万人生まれてもう一度大きなピークを迎えるが、その後は減少に転じる。1983年は150万人、1993年は113万人と、20年間で100万人減る。その後も緩やかな減少が続いて、2013年には103万人となった。
そういうふうに、団塊の世代がまだ生きている状態(1949年生まれの人は今年66歳)で赤ん坊の数だけ減っているから「少子高齢化」といわれている
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