
本質的に生きる方法:その17(1.768字)
「家」とは何か?
人間なら、ホームレス以外は家がある。持ち家と賃貸があるが、いずれにしろ自分が寝起きするという意味では変わらない。
そのため、多くの人が「家」というと「寝る場所」と考える。そしてそこから、「くつろぐ場所」「リラックスする場所」というふうに考える。
そして、ほとんどの人は家にそれ以外の機能を想定しない。働いたり、遊んだりする場所は「家」の外に求める。
これは、今やほとんど常識だろう。しかしながら、この価値観が比較的新しく、しかも崩壊寸前だということは、多くの人が知らない。
というのも、実は仕事をしたり遊んだりする場所を家の外に持つという価値観は、近代以降にできたものだからだ。近代以降、「仕事」という概念が確立し、同時にそれをするための「職場」というものができた。それによって、家と仕事、あるいは遊びが分離されるようになったのだ。そうして人々は、家をただ寝るための場所、リラックス
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