劣化する人が問題になるのは、格差社会の拡大につながるからだ。
ぼくは、今の最大の社会問題は「格差」だと考える。そしてぼくは、たいていの社会問題は容認できるが、格差についてだけは、なかなか容認できない。だから、これを是正するに越したことはない――と考えている。
そうして、ぼくを含めた今を生きる全ての人にとって、「格差是正に取り組むこと」こそ、最大の社会貢献だと考える。また、人は社会貢献をしないと生きていけない。だから、格差是正は、もはや現代を生きる人にとって「義務」といってもいいだろう。
そうなったとき、我々は何をすべきか? 格差是正の一番の方法は何か?
それは、格差上位の者が、格差下位の者に正道を「教える」ということである。まず、彼らの誤りを正してやることだ。
その際、知的能力のない人は、ほとんど問題がない。誤りを教えればその通り、改正してくれるからだ。
逆に問題となるのが「若いときには知
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