アーティストとして生きるには:その27(1,729字)
みなさんは「ひとりキャンプ」についてどう思うだろうか? ぼくは、「ひとり」というのは比較的好きだが、「キャンプ」にはほとんど興味を抱いたことがない。それでも、数年前にヒロシ氏がひとりキャンプブームを巻き起こしたとき、そこに何か新しいものを感じた。そうして、率直に魅力を感じた。
そこで今日は、なぜぼくが「ひとりキャンプ」に魅力を感じたのかについて考えてみたい。ただし、「魅力を感じた」といってもひとりキャンプをしたくなったわけではない。それを始めたヒロシ氏の心情や、それを支持する人々のありように魅力を感じたのだ。
では、それはどんな魅力か? 結論からいうと「発明」の魅力である。もっというと、「アート」の魅力である。そこには、これまでの価値観を打破するアートのような、革新性が感じられたのだ。
どういうことかというと、この世の「ひとり」が好きな人に、新たな可能性を拓いたのである。皆、それまでの「ひ
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コメント
コメントを書く(ID:12768952)
ヘミングウェイに二つの心臓の大きな川という短編がありますが、まさにひとりキャンプですね
(著者)
>>1
たしかにヘミングウェイは「ひとり」の超アーリーアダプターですね。