アーティストとして生きるには:その19(2,031字)
アートとはつまるところ、「困難な状況を緩和するためのメソッドの提示」ということになるだろう。「ものの見方の新しいコンセプトを提案する」。それが多くの人にハマれば、偉大な芸術になるというわけだ。
そのため、前提としてまず「困難な状況」を必要とする。「必要とする」というのもおかしな話だが、平和なところからはアートは生まれない。そもそも求められていないからだ。
そう考えると、今――2020年代にアートが求められているのだとしたら、それは「平和ではない」からだ。現代は「非平和」である。
では、どう非平和なのか?
ここからは、そのことを考えていきたい。
まず最大の非平和は、「男女の性欲が満たされていないこと」だろう。これは日本で特にそうだが、海外でも次第に顕著になりつつある。セックスをする男女が減って、少子化がどんどん促進している。
なぜセックスをする男女が減ったかというと、一番は「心理的な危険性が
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
コメント
コメントを書く