老齢になっても稼ぎ続けられるポジション。それは有り体にいってひとつしかない。経営者である。
これからの時代は、雇用者が圧倒的に不利になっていく。それに反比例して、経営者が有利になっていく。だから、経営者になるしか生き残る道はないのだ。
では、どのような経営者になればいいのか?
それ以前に、そもそも「経営者」とは何か? その定義は?
経営者の定義は、ここでは「マーケットに対して何かの物品やサービスを提供できる立場を有する」ということにしたい。だから、必ずしも会社の経営者である必要はなく、個人事業主であってもいい。
ただし、そうなると会社・個人事業主いずれの場合でも「他の企業の下請け」は経営者とは言いがたい。なぜなら、それは「マーケット相手」ではないからだ。そのため、その取引企業との隷属関係になってしまう。
これでは、会社員と一緒である。だいじなのは、誰かの隷属関係ではなく、マーケットと直取引
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