地理が頭に入ったら、今度は歴史である。
歴史を習得することで、我々の知的生産性が爆発的に上がる。なぜなら、地理と歴史の両方を身につけることで、我々の頭に思考の土台――基礎が形作られるからだ。
あるいは、地理が横糸だとしたら、歴史は縦糸である。両者を互い違いに織り上げることで、知識のタペストリーが完成する。
また、地理が二次元だとしたら、歴史は三次元だ。両者を身につけることで、その人の持つ知的なポテンシャルは空間的な広がりを得ることができ、それまでにはなかった奥行きが生まれる。奥行きの深い知的空間を手に入れることができたなら、それを縦横に移動することによって、知性のポテンシャルは指数関数的に高まるのだ。
では、そんな歴史はどうやって勉強したらいいのか?
それには、まずは「地球が生まれてからの46億年という時間の長さ」をイメージすることが肝要となる。
そして、それをイメージするのに最適の本があ
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