世の中には「ダメな人」というのがいる。

ダメな人の際だった特徴というのは、ある意味で「勘がいい」ということだ。すぐれた人でも間違うことはあるが、ダメな人は正しい場合がほとんどない。彼らはかなりの高確度で間違う。

ではなぜダメな人は高確度で間違うのか?
理由は三つある。

第一に、彼らは「クリティカル・シンキング」をする。つまり疑ってかかる。
疑ってかかる人というのは、ダメである。本質的には、「いいものはいい、悪いものは悪い」とバランス良く考えることがだいじなのだが、そうでなければポジティブに、なんでも信じてかかった方がまだ上手くいく。

クリティカル・シンキングというのは、基本的に全て疑ってかかるから、あらゆるものから何も得られない。失うばかりなのである。
それが、クリティカル・シンキングをする人が間違うことの理由である。

第二に、ダメな人は「エビデンス・ベースド」だ。つまり、データや証拠を重