ハックルベリーに会いに行く

世界的なプロダクトを生み出す日本の美的感覚:その47(2,159字)

2016/12/06 06:00 投稿

コメント:2

  • タグ:
  • 日本の美的感覚
任天堂は、進化してきたコンピューター技術と、既存のゲームとの融合を考えていたが、なかなか上手くいかなかった。コンピューターゲームは業務用ばかりが進化・発達し、市場も盛り上がっていたが、あくまでも家庭用の進化・開発を目指した任天堂は、その流れから少し遅れてしまった。

そんなとき、任天堂の運命を決定的に変える一つの製品が開発される。それが「ゲーム&ウオッチ」だ。
「ゲーム&ウオッチ」が開発されたのは、いくつかのユニークなきっかけによる。
まず、開発者の横井軍平が、新幹線に乗っているときにたまたま電卓で遊んでいる人を見た。そこで、「電卓にゲームを乗せられないか」というアイデアが生まれたのだ。

そんなとき、任天堂社長山内溥の運転手が病欠し、横井が替わりに運転しなければならなくなった。当時、車内で外車(左ハンドル)を運転していたのは横井だけだったので、社長直々に指名がかかったのだ。
そこで横井が社長

ここから先は有料になります

ニコニコポイントで購入する

チャンネルに入会して購読する

  • この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント

意味的には同じですが、
横井さんの哲学は「枯れた技術の水平思考」だったと思います。

No.1 96ヶ月前
岩崎夏海 岩崎夏海
(著者)

>>1
失礼しました!その通りです。

No.2 96ヶ月前
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

ハックルベリーに会いに行く

ハックルベリーに会いに行く

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細