寒い冬、そして年明けして少し経った今の時期に疲労感たっぷり女性が続出するのです!
こたつからなかなか出れないし食事を作るのが面倒…年始で仕事が忙しすぎて食べる暇がない!お正月で食べ過ぎたからダイエット…など理由は様々ですが食事がおろそかになる時期でもあります。そして冬は水分を採る量も激減。体にとって悪循環ばかりで、パワーダウンするばかりに。
今回は冬の寒さに打ち勝つために、効率よく体内に栄養素を取り入れてパワーアップしていきましょう。
冬は寒いし怠いし食欲がない…
疲労や倦怠感が起こりやすいこの時期。主な原因として部屋の温かい気温と外の冷たい温度差です。この温度差の激しい生活から、自律神経のバランスを崩し、食欲不良で十分な栄養素が摂れず体力が低下していきます。さらに寒いが故に水分を摂る量も激減、さらに食欲も落ちてしまうという悪循環で冬の疲労が取れにくく悪化することもあります。
冬の疲労…あなたはどのタイプ?
慢性疲労(精神的疲労)…多くの疲労は充分な睡眠や休養によって改善することが出来ますが、それでも取れない疲労が続くと慢性疲労に。慢性疲労が続くと、体の免疫力が低下し、風邪などの感染症にかかりやすくなります。まずは免疫力アップが大切!
筋肉疲労(肉体疲労)…筋肉疲労は体に乳酸が溜まることで起こります。乳酸は体を動かしてエネルギーを消化すると発生します。大量に発生してしまうと体が処理できず体内に蓄積されてしまい、その結果、筋肉痛をはじめ、肩や首のコリ、体の冷え、頭痛などを生じさせます。
不規則な食事・偏食により疲れを招く
欠食や偏食などで食事をおろそかにすることで、体に必要な栄養素が不足して消化吸収の働きがうまくいかず、疲れが増していきます。冬の疲労には欠かせない栄養素
食事面で気をつけることは、疲労回復のために筋肉でエネルギーを作りやすい栄養素を取り入れることです。
エネルギーに必要な栄養素としてビタミンB1とカリウムがあります。ビタミンB1はエネルギーが作られるのに必要な栄養素、そして筋肉の疲労物質の乳酸に関わり、カリウムは精神的疲労やストレスを落ち着かせる働き、そして筋肉を収縮させる働きがあるので、この2つが不足すると脱力感が起こってしまいそれが疲れの取れないダルさになっているのです。
ではどうすればいいのか!?
もう簡単ですね。これらの食材を摂ればいいのです。
ビタミンB1は主にタンパク質(豚肉・うなぎ・大豆など)。カリウムは野菜類に多く含まれます。しかし毎日これらを疲労回復のために取るのは難しいし、面倒だというかたには、毎日の食卓でちょっと足して補給出来るオススメ食材をご紹介します。
▽ ごま…タンパク質、カルシウム、鉄、ビタミンB1・Eなどを含み、抗酸化物質のゴマグリナンが活性酸素を除去してくれます。炒めたり、すりごまにすると吸収が良くなり香りも引き立ちます。ご飯やおかずなどに少しまぶすだけ!手間いらずで健康体に!
▽ 梅干し…カルシウム、カリウム、食物繊維を含みます。特有の酸味のクエン酸や有機酸には乳酸を燃焼させる疲労回復効果、胃腸の働きを活発にする食欲増進効果があります。疲れた日の白ご飯にのせれば美味しく疲労回復です!
▽ 生姜…ジンゲロンやショウガオールという辛味成分には殺菌力があり、胃液の分泌を促し消化吸収を助けます。新陳代謝を活発にし、体を温めるので風邪予防や冷え症改善、生理痛に効果があります。疲れすぎて食欲ダウンというかたは是非隠し味に取り入れてみてください。
これらの3つを覚えておけば朝ご飯、お弁当や夕食などに簡単に取り入れられ、味も加わり疲労回復に繋がるので一石二鳥ですね。
寒さで心身に疲れが出やすくなる時期。まだまだ気温の低い日が続きます。今からでも遅くはありません、食欲がなくても疲れに負けない体作りの為に栄養補給を心掛け、疲れが溜まらない体にしていきましょう。
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