皆さん、『菌』と聞いたらどのようなイメージをお持ちですか?
菌が美肌や健康の近道だとは考えられないですよね。でも、実は美肌になる・うまみが増す・健康にいいなどといった機能はすべて菌のお陰なんですよ。そしてその菌は私たちが普段口にしている食材に含まれているのです。菌の種類や作用や食べる量などをチェックして美容と健康に良い菌について知ってみませんか?
菌がある食材と効果って?
食品といってもピンからキリまでありますよね。そこでどんな食材で菌が摂れるのか?それはどんな効果があるのか?菌によっても種類はあるのか?一般的な菌で数々な疑問を解消していきましょう。
麹菌
味噌・しょうゆ・塩麹・甘酒などに含まれる菌であり、料理のうまみ増進や、消化吸収の補助の作用が期待できます。乳酸菌
ヨーグルト・チーズなどに含まれる菌であり、便秘に良いといわれる整腸作用やアレルギーの予防や緩和などの効果に期待が出来ます。納豆菌
納豆に含まれている菌であり、血栓を溶かす作用や血管の若さを保つ作用があるため血液をサラサラにする効果があります。酢酸菌
酢に含まれている菌であり、疲労回復や抗菌作用、ミネラルの吸収促進、血圧・血糖値・コレステロールの上昇を抑える働きがあります。酢は健康に良いとされるのも酢酸菌のお陰!キノコ類
キノコ全般(しいたけ・しめじ・まいたけ等)に含まれる菌であり、肌荒れの解消効果や便秘に良いといわれる整腸作用が期待できます。上記、すべてにおいて言えることは腸内環境を改善する働きがあるということ。
しかし、菌はすべての人に効くわけではなく、例えば同じヨーグルトを食べても一人には便秘解消効果があったのにもう一人には改善は見られなかった…などのように、まれに効かない場合も。
実は自分の腸と相性の良い効きやすい菌、効きにくい菌、また働きにも違いがあるのです。そのようなかたはいろいろな種類の食材を試してみて、自分の効き目がある菌を見つけてみましょう。
菌の効果ってどう分かるの?
これにいいという食材を食べていても効果を実感できるのはなかなか難しいものです。しかし、菌に関しては早ければ2~3日で体に変化が!
菌の効果というのは『便』を見れば分かります。腸内環境が改善されるということは菌が働いている証拠!つまり便で分かるということです。腸内に善玉菌が多い人の便は、バナナ1本ほどの便が浮いている状態。逆に悪玉菌の多い人の便は細かったりうさぎのフンのようにコロコロしていたり沈んでいたりする状態であり、腸内環境が悪い証拠ですので積極的に菌を取り入れましょう。
そして、ここで注意点!菌に関しては効果を実感できるのは早いとお伝えしましたが、その分、2~3日で便として排泄されてしまうため、自分と相性のよい菌を継続的に食べることが善玉菌を増やすのに必要なこととなりますので毎日摂取することが大切になります。菌はいくら食べてもOKなのですが塩麹や味噌のような塩分を含んだ食品は摂りすぎると塩分過多で高血圧の恐れもあるので注意。納豆やヨーグルトなどは食べられるだけ食べても問題はありません、なので毎日積極的に摂りたい食品です。
菌を食べると綺麗になれる?
菌を摂ることは、腸内環境を整える健康効果だけではなく、見た目も綺麗になれる秘訣が!
私たち人間の腸の中には、100~600種類で合計100兆くらいの常在菌がいます。その菌の働きをよくするためにも菌食は大変有効です。腸内にいる善玉菌が増えて、腸内環境が改善されると、代謝が良くなり、肌や髪も美しくなります。オススメはキノコ類です。キノコ類はカロリーも低いのでダイエットにも効果的に加え、ビタミンBも豊富なので、肌荒れ、美肌にも効果があります。
菌について知ったからには取り入れたいですよね!
このように菌は普段私たちが口にしている食材から摂れます。毎日の食事に上手に菌を取り入れて美健康を手に入れましょう。
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