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働いて、家に帰ったら彼がいる…こんな甘い生活にあこがれて同棲を決意する人も多いもの。しかし、同棲もやはり他人との共同生活。甘いだけの生活ではないようです。経験者に聞いた同棲のリアルをまとめました。

どうでもいいことほどモメる!

「同棲前のケンカの種は忙しくて会えないとか、浮気の心配が原因でした。二人とも忙しいし、ケンカするくらいなら一緒に住んじゃおう!と同棲を決意。
旅行では気づかなかったような、普段の生活っぷりを知ることができるのは良かったけれど、「バスタオルは毎日洗うか?」など一見くだらないことでケンカするようにもなりました。一緒に住んで初めて見つかる『合わない部分』って、矯正できない、受け入れるしかない部分なんですよ。同棲を経て結婚しましたが、これなら新婚で一緒に住んで、新婚気分を満喫すればよかったかも」


結婚したいならしちゃダメ?

「どうしても結婚したい人とは、同棲なんてしない方がいいと思います。同棲は男にとっては、責任を取らずに結婚のおいしい部分だけを味わえるシステム。一度一緒に住んでしまうと、いつも手が届くところにいるせいもあり、「子供ができた」などきっかけがないと結婚できなくなる気がしますね。
「結婚の前にお試しで」と同棲しましたが、そのままダラダラしたがる彼とうまく行かなくなり、別れてしまいました。結婚したい人ができたら、次は同棲しないと思います。」


男の料理は「娯楽」

「一緒に住むと、仕事のある平日の夜にまで凝ったメニューは出せません。素朴なメニューが続くと、彼が料理したいと言い出すことも。「疲れていてかわいそうだし、俺もたまにはやるよ」と言ってくれて嬉しかったのですが、男の料理ってコストまで考えてくれることはないですね。油断するとカレーで一万円ぐらい平気で使うのが男。もちろん美味しいですが、あとで代金を請求されてクラクラきたこともあります。」


別れもどこかで考えて

「別れる事を考えながら同棲?と思われますが、心の何処かで線を引いた方がうまく行きます 。一緒に住める安心感がある分、恋愛の強力な武器「会いたいと焦がれる気持ち」消えました。「一緒に住んでいてもダメになることもあるんだ」と緊張感を持っているほうが優しくなれるし、ときめきが持続する効果がある気がしますね。特に、恥じらいは忘れないほうがいいなと思いました」


お金は明朗会計に

「生活費はワリカン、となんとなく考えていましたが、細かい精算が面倒だし、彼と私で収入の差もあったので、彼が敷金礼金と家賃、私が光熱費と食費をそれぞれ負担するシステムにしました。でも、喧嘩した時に「いやなら出ていけば?」と言われて本当にショックでした。他を払っていても、家賃を負担していないとこう言われたときに立場が弱い気がしちゃって。それからはきちんとワリカンにして、同棲を解消するときはどうやって精算するかなども話し合いました。お金の事は話しづらいけど、きちんとしておくのが円満の元」

憧れる人も多い同棲ですが、経験者からは意外にネガティブな本音が多く聞かれました。お金の問題など話しづらいこともありますが、いろいろなケースを想定して共同生活のルールを決めておくのが幸せな同棲のカギになるようです。

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