━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2019/08/19・増刊号
───────────────────────────────────
今回は、ニコ生ゼミ8月18日分(#296)から、ハイライトをお届けいたします。

動画や全文が気になった方、【ブロマガチャンネル】メルマガ専用 岡田斗司夫アーカイブ(月額2,160円)のご入会はこちらから!
http://blog.livedoor.jp/okada_toshio/archives/51552665.html

─────────────────────────────

 なぜ、今、庵野監督は『シン・ウルトラマン』を作るのか?

 a337adbc04a25a36a51d8e78def49aade9e4b105

 『シン・ウルトラマン』が正式に発表されました。

 「やっと認めやがったな!」という感じなんですけども(笑)。


 それで、なんで『シン・ウルトラマン』なのか?

 実は『ウルトラマン』の海外版の製作権っていうのは、中国に奪われてしまっているので、円谷プロがちょっと困っていると。

 あとは『エヴァンゲリオン』の劇場版とかのシリーズ以外に安定的な収入が無い庵野秀明の会社・スタジオカラーのお家事情というのがあるんですけども。


 そこら辺は2019年の3月10日版のニコ生ゼミの無料枠の方で話していますので、そこ辺に興味がある人は2019年3月10日版のニコ生ゼミを見てください。

 だいたい冒頭から12分30秒ぐらいの所で「なぜ今『シン・ウルトラマン』なのか?」っていうのの理由を、円谷プロとスタジオカラーのお家事情についての説明をしています。

 興味がある人は復習してみてください。


 それで今回の『シン・ウルトラマン』に関して、僕はキャスティングはあんまり興味がないんですよ。
 
 「誰が出るのか?」っていうのは、実は個人的に興味が無くて、見ているポイントは、どちらかというとスタジオカラーが出した声明文ですね。


 ポイントは二つです。

 1、樋口真嗣 監督 率いる樋口組に、庵野秀明が企画・脚本として参加。

 つまり、「庵野秀明は監督じゃないんです。監督は樋口真嗣です。庵野秀明は企画・脚本で参加するだけです!」というふうに言ってるわけです。

 
 2、脚本検討稿は2019年2月5日に脱稿、庵野は『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の完成後、樋口組に本格的に合流する予定です。

 つまりもう脚本検討稿は完成していると。

 これが公式の発表なんですよ。


 それで、このステートメントだけ見ていると、まるで『シン・ウルトラマン』が樋口映画に見えるんですね。

 それで庵野くんは、「もう、ちょっと手伝うだけ」みたいに見えるんですけども、でも違うと。

 だって脚本はもう2019年の2月に出来てるんだから、だったら後で合流する必要が無いわけですよ。

 
 では何で合流するのか?

 企画・脚本としてのみ参加なんだったら、もう仕事は終わっているわけですよね。

 つまり、『エヴァンゲリオン』公開までは、樋口組に下ごしらえをコツコツコツコツやらせておいて、後は『エヴァ』が完成してからいっきに撮影を進めると。

 そんなやり方なんじゃないかなと思います。

 同時に、「『エヴァ』をやらずに、あんな事ばっかりやりやがって!」っていうファンの方々の キツ~イ メッセージが、マジでボディブローのように効いてるんだろうなと思います(笑)。


 多分ね、やっぱりみんなエゴサーチしてるんですよ。

 エゴサーチしてるから、案外、腹にドンドン効いている。

 なので、その作家の作品を楽しみにするんだったら、あまりバンバン文句を言うのは止めた方がいいんじゃないのかなと思います(笑)。

 08b9f810448207fb5036095547f39bdff0410a0b
**************************************

動画や全文が気になった方は、【岡田斗司夫アーカイブ】でご覧になれます。
【岡田斗司夫アーカイブ】は、以下のいずれかにご入会頂ければ、利用可能です。

(株)ドワンゴ運営の【岡田斗司夫ゼミ プレミアム】月額2,000円(税抜)
会員特典として、岡田斗司夫ゼミ放送終了後の「放課後雑談」生放送が視聴できます。

(株)オタキング運営の【岡田斗司夫アーカイブ】月額2,000円(税抜)
ニコ生配信は「生」で視聴できませんが、アーカイブで「放課後雑談」まですべてご覧になれます。

───────────────────────────────────

いかがでしたか?

「え?!それってどういうこと?」「そこのところ、もっと詳しく知りたい!」という人は、どんどん、質問してみて下さい。

番組内で取り扱う質問はコチラまで!

よい質問は、よい回答にまさる、と言われます。
みなさんの質問で、僕も予想外の発想ができることも多いです。
だから僕は、質疑応答が大好きです。

みなさんからの様々な質問をお待ちしています

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

岡田斗司夫
and
Special Thanks To読者のあなた
───────────────────────────────────
Copyright(C) OkadaToshio. All Rights Reserved.
───────────────────────────────────
■お問い合わせ
有料メルマガの購読、課金、メール未達に関するお問い合わせは、
『ニコニコヘルプ』のページよりお願いします>http://qa.nicovideo.jp/category/show/501