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「【子供には教えてはいけないトトロの正体・2 】 トトロは古代神の末裔だった」
子供の頃に見た心霊番組で、1つだけ、すごく怖かった話があるんですよ。
その中の1枚だけ、チラッと見た瞬間にパッと伏せてしまった写真がありました。
そして、慌てて紙か何かに包んで、こう言いました。
「ここには “私たちが見てはいけないもの” が写っています。なので、近くの神社に奉納して、誰の目にも触れないようにしてもらってください」と。
そこで、気になった番組のスタッフが「見てはいけないものって何ですか?」と聞いたんです。
すると、その霊能力者は、すごい言いにくそうに「……神様です」って言ったんですね。
つまり “福音” であるという考え方なんです。
これが、日本の神様のちょっと面白いところなんですよね。
それは、“里山” と言われるような、人間が住んでいる場所の近くにある、普通の雑木林ではありません。
そういった、僕らが「自然はいいよな」なんて気軽に言うような野山から、もうちょっと奥に入った “鎮守の森” なんて呼ばれる場所。
そんな、人間にとって、あんまり快適でないような自然の中に、行くだけでゾッとするような、居心地の悪い場所があるそうです。
だから、そこに通じる山道もないんですよ。
よく「パワースポットに行くとスッとする」とか言うじゃないですか。
あんなもん嘘です。
“パワーを貰える場所” なんて、全て偽物なんですよ。
本当にパワーがある場所というのは、現地の人ですら、決して近づかないような場所なんです。
立ち入らないから道もないし、神社もなければ遺跡もないんですよ。
そういう場所のことを、昔から日本人は “山の聖域” というふうに呼んだりしていたんです。
でも、本当に気持ちの良い場所だったら、あの土地の人間は、みんなくすの樹の周りに住んでるはずなんですよ(笑)。
そして、そうじゃないということは、トトロが住んでいる場所は、近くにいるだけで、なんだか嫌な予感がゾワゾワして、人が近寄らない場所なんです。
あの森は、そうやって守られているんです。
トトロとは何なのかというと、古代の日本の神々なんです。
その証拠が、トトロの住処に置いてあった縄文土器なんです。
この土器は、クローズアップになると、ちゃんと縄文の模様も見えるように描いています。
「トトロが江戸時代に一緒に遊んでいた男の子から貰ったもの」という設定だそうです。
ここから先は、宮崎駿のインタビューからの抜粋です。
トトロも縄文人から縄文土器を習って、江戸時代に遊んだ男の子の真似をしてコマ回しをやってるでしょう。
トトロは3千年も生きてますから、本人にとってはついこの間、習ったことなんです。
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ひょっとしたら、カンタのばあちゃんが親に叱られて泣いて歩いていた時、トトロに会ってるかもしれない。
――――――
トトロには単独で飛行能力があるんですよ。
ただ、能力を使って飛んでいる時に、回っているコマに乗っているようなポーズをすると楽しいからやっているだけで、コマ自体には何の意味もないんです。
傘をお祈りの道具として使っているのと全く同じで、本来の使い方と関係のないことやってるんです。
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