今夜のニコ生ゼミは、高畑勲 追悼特集の第二弾『かぐや姫の物語』です。
『かぐや姫の物語』に関して、ジブリのプロデューサー・鈴木 敏夫が語った興味深いエピソードがあります。
ジブリの社内で『かぐや姫の物語』の試写をしたとき、見に来た社内の人間はみんな泣いていたそうです。
作画した人も、制作の人たちも。
今までのジブリ作品の中でも、一番泣いいる人数が多かった作品だったとのこと。
ところが、宮崎駿だけは、「なんでこれで泣くんですか?俺にはわけがわからん!」とだけ言って、帰ってしまったのです。
なぜなら宮崎駿にとっては『かぐや姫の物語』は、高畑勲から自分への挑戦状だと感じられたからです。
それも、『風の谷のナウシカ』への挑戦状、『天空の城ラピュタ』への挑戦状……と、これまでの宮崎駿の全作品への挑戦状ととらえることができたのです。
以前から宮崎駿は、「俺が高畑さんの一番のスタッフのはずだ」「おれさえ高畑さんを手伝えばもっといい作品ができるのに」とずっと言い続けていたそうです。
ところが、高畑勲は宮崎駿の気持ちを一顧だにせず、「宮崎君はもう古い、もっと若い人と組んで、常に新しいものを作りたい」と、いつも全く新しいアプローチで作品を作り続けてきました。
宮崎駿にとってそれは、涙でふとんが濡れるほど悔しかったのだろう。
というのが、岡田斗司夫の解釈です。
一体どんな挑戦状だったのか。
『かぐや姫の物語』を解説する中で、じっくりと語ります。
お楽しみに!
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ちなみに、前回のニコ生岡田斗司夫ゼミ#230
GWはどの映画を見るべき?岡田斗司夫が見た映画をネタバレなしで大解説!
00:00 吉本坂46
01:00 初めてのロボット学
04:23 宮崎駿のロボット
07:05 『パシフィック・リム』
09:10 浮世絵
11:50 ラヴクラフト
16:00 『狂気の山脈』
24:47 冒頭17分のすごさ
32:41 ここから本編(3分45秒)
00:00 オープニング解説(7分20秒から)
16:22 オープニング解説ここまで
16:43 巨大ロボット学は宗教
22:50 『鉄人28号』
25:54 『機動戦士ガンダム』ロボット界のキリスト
31:56 ロボット・プロテスタント
36:51 ここだけの妄想
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岡田斗司夫がエントリーしている吉本坂46の投票にご協力頂き、ありがとうございました!
お陰様で23位という好成績で、三次予選を通過致しました!
四次審査は水着写真とのこと。
岡田斗司夫らしい水着写真を披露すべく、鋭意、検討中とのことです。
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岡田斗司夫ゼミ5月13日号(表放送)
「男子のワクワクが70%わかる『巨大ロボットの魅力』 特集・パシフィックリム」
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