今回はディズニーアニメの『モアナと伝説の海』について語ります。
今回の記事はニコ生ゼミ4/2(#172)より一部抜粋しました。
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「見事に圧倒されたディズニーアニメ『モアナと伝説の海』」 このあいだ、ディズニーアニメの『モアナと伝説の海』を見てきたんですよ。
ディズニーのアニメには、“ピクサー系列”と“ディズニー系列”があって、このモアナは、『アナと雪の女王』と同じディズニー系列なんです。
もうこの作品も、『アナと雪の女王』と同じく“王子様が必要とされていない世界”なんですよね。
最新のディズニーアニメっていうのは、「もうこの世界に王子様なんか、いらないんだ! 女の子に恋愛は、そんなに大事なことじゃないんだ!」と謳(うた)っているんですね。
しかし、そうやって最新のディズニー作品が訴えているにも関わらず、いまだに世の中の“ディズニー好き”を公言する女子のプリンセス願望の高さはなんたることよ(笑)。
今回びっくりしたのが、この作品のテーマは“神話”なんですよ。
面白いです。
相変わらずすごいです。
ディズニーとかピクサーの映画は、見る前は「これ、どうせ子供だましのストーリーで、最後みんなハッピーハッピーなんだろうな」なんて思っちゃうんですよ
そんな感じがしたから、僕もこの作品を見に行くまでに3週間かかったんです。
でも、見に行ったら見事に圧倒された。
「これ、すげえわ」
「こんなの出されたら日本のアニメはどうなるんだ?」
そう思うくらい、やっぱりすごい出来なんですよ。
神と人間との契約の話で、ギリシャ神話の“プロメテウス”とかもそうなんですけども。
よく「人間の英雄が神様から火を盗むことによって、人間の文明化が始まった。しかし、そこから人の罪が始まった」みたいなやつがあるじゃないですか。
それをストレートにやってるんですよね。
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