今回はDMMオンラインサロンで2月に開かれたオフ会の相談の一部を紹介します。
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「【岡田斗司夫ゼミ室通信】 どうして製作委員会は他のアニメにお金を渡せるの?」
質問文:
アニメの製作委員会で、お金の分配の話です。
以前、岡田さんは「チャイナマネーが大金を払っても、製作委員会の悪い大人たちが勝手に他のアニメに分配しちゃう」とおっしゃっていました。
でも私が見た限りだと、製作委員会には『○○製作委員会』というように、一本のアニメの名前が付いています。
なのに、なんで他のアニメにお金を渡すことが出来るんですか?
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たとえば“KI”“BA”“KA”と、アニメの会社が3社あるとします。
この3社から、それぞれの社員がプロデューサーになっています。
ただその社員というのは、1社から1人というわけではありません。
KIの中からAさんとBさんがプロデューサーになったとします。
BAの中でもCさんとDさんがプロデューサーです。
KAの中からはEさんとFさんがプロデューサーだとしてみましょう。
たとえばエヴァンゲリオンの新作を作る時に、AさんCさんEさんが製作委員会を作ったとします。
そして今度はシン・ゴジラを作る時、A、C、Eさんの組み合わせであるとは限りません。
KIの担当者がBさんで、BAの担当者はDさんだけど、KAの担当者はEさんとなる場合があります。
こういうのが、作品ごとにいっぱいあります。
そして他の会社も出資してる。
そして個別にお金が降ってくるときは、実は“個人”に降ってくるんですね。
会社に話がくる場合もあるんですけど、その会社の中でもBさんが担当になったりするわけですね。
つまり、チャイナマネーはBさんの所に来るわけです。
コネクションだから、人に属するんですよ。
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この後も質問の回答は続きます。
内容が気になった方は、ぜひDMM オンラインサロンへ!
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