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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「核を捨てたら、本当に平和は訪れるの?」
みたいな事を言っていたと思うのですが、本当にそんな事で平和になるのでしょうか?
これに関しては、この60年間で証明されていると思う。
いわゆる事変にしてもそうだし、テロにしてもそうだし、内乱にしてもそう。
一向に収まらないという状況にある。
今、韓国にはプルトニウムや原爆の材料を作る専門の原子炉があるんだ。
その原子炉が、今はフル稼働してるんだよね。
それをフル稼働させると、年間50発分から200発分の核物質を作れるらしい。
えらい幅だけどさ(笑)
正確に言えば、「アメリカのみが核保有国という状況に戻したい」
もしくは「アメリカとソ連しか核を持ってないぐらいが、一番管理できる」という意味だと思う。
核兵器が世界中にどんどん増えるよりは、核兵器を手放していく世界をオバマが求めるのは分かる。
でも現状として、核の拡散が止められなくなってきてる。
だから、核保有国が増えるのは止まらないんだよね。
なので、「核兵器を捨てましょう」という考え方は現実的ではない。
だから、あんまり賛成できない。
でも個人的には、おおいに共感するよ。
核の平和利用なんて、出来ないからね。
ただし、今後は核の保有国が増えて、このバランスが崩れるかもしれません。
各国が核兵器を捨てる事は現実的ではありませんが、その考え方には共感します。
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