格闘技ブログ「MMA THE ORANGE」の管理人オレンジがディープなエピソードをお届けする「MMAオレンジ色の手帖」! 今回のテーマは……
とんでもなくデカい泣き声で産声を上げた新格闘技イベント「RIZIN」。8年ぶりに格闘技界に復帰する榊原信行氏が実行委員長を務め、高田延彦が統括本部長、出場選手にはエメリヤーエンコヒョードル、桜庭和志×青木真也が名前を連ねて大きな花火を連発。さらにフジテレビでの地上波放送が決定しているというからテンションが上がったファンも多いのではないでしょうか。私もYouTubeで記者会見の様子を見て、ニンマリしながら年末年始の予定をあれこれと算段し始めました。
期待が高まる「RIZIN」ですが、会見を見て少し気になったのが使用されていたBGM。PRIDEだったら会見の最後に「デンデンデデン」とPRIDEのテーマが流れたり、DREAMであればロビー・ウィリアムズの「Let Me Entertain You」が流れて大団円になるところ。まだ始まったばかり(キッズリターン風に言えば「まだ始まってもいない」)で仕方ないですが、全てを丸く収めてくれるRIZINらしいテーマ曲を持つ事が今後の一つの課題でしょう。
先日開催された「UFC JAPAN」を見ても、ヴァンダレイ・シウバの入場曲「Sandstorm」を使ったディエゴ・ブランダオン、桜庭和志と同じ「SPEED TK RE-MIX」で入場したニック・ハインに大歓声が起こったのは実に象徴的。恐らく2人の試合を初めて見るであろう観客からも惜しみない大きな手拍子が巻き起こったのはBGMの力に他なりません。そう、格闘技イベントにおける音楽の力は何気に偉大なのです。そこで今回のMMAオレンジ色の手帖は格闘技イベントの音楽をフィーチャー。観客の心を掴む入場曲の法則を紐解きつつ、思い出深い入場曲や入場シーンを振り返っていきたいと思います。題して「MMAミュージックカウントダウン」。今宵も電波と充電の続く限りよろしくお願いします。
まず初めに入場で盛り上がる曲、印象に残る曲は一体どんなものなのか。今回はオレンジ流にその法則・構成要素を因数分解して、独断と偏見で5つのポイントにまとめてみました。
1,ド頭からサビで始まる
東京ドームやさいたまスーパーアリーナのような大会場ならいざ知らず、後楽園ホールやディファ有明のように比較的リングが近い(花道が短い)会場では、曲のサビに行く前にリングインしてしまう事もしばしば。いかした曲が流れて、さあこれから盛り上がるというところで曲が終わってしまい、肩透かしをくらった事は1度や2度ではありません。その一方でサビに合わせてロープをくぐろうと牛歩戦術を駆使するのも、いかにも見え見えな感じがして興ざめです。
そこで盛り上がる曲の基本はド頭からいきなりサビで始まるか、サビに到達する時間が短い事。代表的なのは五味隆典の入場曲「THE MAD CAPSULE MARKETS/ Scary」や青木真也の「ウルフルズ/バカサバイバー」など。どちらも開始直後に沸点を迎えるので盛り上がる事必至です。
■五味隆典 入場曲
https://youtu.be/eFb1zVYnaxE
■青木真也 入場曲
https://youtu.be/n9QTaxnm-P0
とんでもなくデカい泣き声で産声を上げた新格闘技イベント「RIZIN」。8年ぶりに格闘技界に復帰する榊原信行氏が実行委員長を務め、高田延彦が統括本部長、出場選手にはエメリヤーエンコヒョードル、桜庭和志×青木真也が名前を連ねて大きな花火を連発。さらにフジテレビでの地上波放送が決定しているというからテンションが上がったファンも多いのではないでしょうか。私もYouTubeで記者会見の様子を見て、ニンマリしながら年末年始の予定をあれこれと算段し始めました。
期待が高まる「RIZIN」ですが、会見を見て少し気になったのが使用されていたBGM。PRIDEだったら会見の最後に「デンデンデデン」とPRIDEのテーマが流れたり、DREAMであればロビー・ウィリアムズの「Let Me Entertain You」が流れて大団円になるところ。まだ始まったばかり(キッズリターン風に言えば「まだ始まってもいない」)で仕方ないですが、全てを丸く収めてくれるRIZINらしいテーマ曲を持つ事が今後の一つの課題でしょう。
先日開催された「UFC JAPAN」を見ても、ヴァンダレイ・シウバの入場曲「Sandstorm」を使ったディエゴ・ブランダオン、桜庭和志と同じ「SPEED TK RE-MIX」で入場したニック・ハインに大歓声が起こったのは実に象徴的。恐らく2人の試合を初めて見るであろう観客からも惜しみない大きな手拍子が巻き起こったのはBGMの力に他なりません。そう、格闘技イベントにおける音楽の力は何気に偉大なのです。そこで今回のMMAオレンジ色の手帖は格闘技イベントの音楽をフィーチャー。観客の心を掴む入場曲の法則を紐解きつつ、思い出深い入場曲や入場シーンを振り返っていきたいと思います。題して「MMAミュージックカウントダウン」。今宵も電波と充電の続く限りよろしくお願いします。
まず初めに入場で盛り上がる曲、印象に残る曲は一体どんなものなのか。今回はオレンジ流にその法則・構成要素を因数分解して、独断と偏見で5つのポイントにまとめてみました。
1,ド頭からサビで始まる
東京ドームやさいたまスーパーアリーナのような大会場ならいざ知らず、後楽園ホールやディファ有明のように比較的リングが近い(花道が短い)会場では、曲のサビに行く前にリングインしてしまう事もしばしば。いかした曲が流れて、さあこれから盛り上がるというところで曲が終わってしまい、肩透かしをくらった事は1度や2度ではありません。その一方でサビに合わせてロープをくぐろうと牛歩戦術を駆使するのも、いかにも見え見えな感じがして興ざめです。
そこで盛り上がる曲の基本はド頭からいきなりサビで始まるか、サビに到達する時間が短い事。代表的なのは五味隆典の入場曲「THE MAD CAPSULE MARKETS/ Scary」や青木真也の「ウルフルズ/バカサバイバー」など。どちらも開始直後に沸点を迎えるので盛り上がる事必至です。
■五味隆典 入場曲
https://youtu.be/eFb1zVYnaxE
■青木真也 入場曲
https://youtu.be/n9QTaxnm-P0
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