アジャ・コングのデビュー30周年記念インタビューその②! 非会員でも無料で読めるその①はコチラです! http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1087876
――プロになったあとも寮住まいなんですね。
――プロになったあとも寮住まいなんですね。
アジャ 1年間は寮住まいです。1年経ったら次の新人が入ってくるので追い出されるんですけど。
――居座ることはできないんですね?
アジャ できないですね。強制的に追い出されます。プロになると45000円だった基本給が7万円に上がるんですよ。寮費を引かれると65000円。試合のギャラは勝てば5000円、負けると3000円ですね。
――全女前座は「押さえこみルール」の試合ですね。
アジャ はい、そうです。
――「押さえこみルール」は実力至上主義的なルールで、ほかのプロレス団体には見られない特殊なルールですけど。「勝ったら5000円、負けたら3000円」というシステムだと、勝負論がさらに強くなりますよね。
アジャ その当時は「プロレスってそういうもんだ」と思ってましたよね。負けると3000円ですし、勝たないと次の試合が組まれないんですよ。勝ってる子は月20〜30試合くらいやれる。だから基本給7万と試合のギャラを合わせて2O万円くらいもらえる。寮を追い出されても、ひとり暮らしできるわけですよね。
――でも、勝てない選手は……。
アジャ 最悪の場合、基本給70000円と、負けたときのギャラ1試合3000円、合計73000円だけです。
――完全実力主義……。アジャさんは稼げたんですか?
「合同練習の百発投げは、生意気な後輩へのシゴキだった」
「ジャパン女子がいつでも殴りこんで来てもいいように準備をしていた」
「世志琥の件は全女では日常茶飯事。だけど……」
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