今回のテーマは、8月3回目の生放送でお話して反響が大きかった「やせるためのストレスケア」です。
「ストレス」に関するご質問は、日頃から、本当~~に!よくいただきます。
・イライラして食べてしまう。
・むしゃくしゃしてお酒を飲んでしまう。
・食べることしかストレス解消法がない。
・「ストレスのせい」だとわかっているのに、過食がやめられない。
・そんな自分に自己嫌悪して、ますますストレスが溜まる・・・
(あるある・・・)
意外と知られていませんが、ストレスとダイエットって、とっても関係が深いです。
事実、ストレスが消えたと同時に「体が変わる人」、多いんです。
「何をしてもやせなかったのに、不思議なくらいにストンとやせました!」なんておっしゃる方も。
そして、ストレスが消えてやせる人には、ある特徴があります。
それは・・・
抱えていた不調も一緒に治る!ということ。
特に、便秘と肌あれと慢性疲労。
「漢方や錠剤に頼っていた便秘が解消して、身体が軽くなった!」
「皮膚科をハシゴしても治らなかった肌荒れが治った!」
などのお声をよくいただきます。
正しいダイエットをすることで「不調も治る」というのは、当たり前のことではありますが・・・
ストレスを抱えていた人は、その傾向が特に堅調なんです。
逆に・・・
「ストレスを抱えたままでやせられる人」って、見たことがありません。
昔の私のように、ストレスフルな食事制限を続けることで体重”だけ”(筋肉だけ)落ちていく・・・
というケースは見かけますが、それだと100%リバウンドしますしね。
そもそも・・・なぜ、ストレスはダイエットに悪影響を及ぼすのか?
かくいう私も、以前は特に気を留めていませんでした。
(むしろ「ダイエット=ストレスフル」が当たり前、だと思っていたかも・・・)
ストレスがダイエットに悪影響を及ぼす理由は、大きく2つあります。
1・食べ過ぎ・飲み過ぎの原因になる
特に注意したいのは、ジャンクフード・スイーツ・カフェイン・アルコール。
これらは、一時的に脳に快感を与えてリラックスさせる効果があるため、「中毒性」があるのです。
2・身体の処理能力を下げる
ストレスを感じることで、血管が収縮して血液の流れが悪くなったり、内臓に負担がかり、消化・吸収・排泄のサイクルが抑制されることも。
自律神経のバランスの乱れにもつながります。
ストレスがあるだけで、体全体のパフォーマンスはどんどん低下していきます。
言い換えると、「代謝が悪化する」ということ。
食べたものを処理する力が、本来の状態よりも大幅に低くなるのです。
これらを踏まえて考えると・・・
ストレスを抱えている時って
「食べたいモード」かつ「代謝が低いモード」ということ。
この状態で食事制限や運動をしても、本来の効果を得ることは難しいし、
むしろ、ますますストレスを溜め込んでしまう場合も。
そもそも食事制限って、理性で「ガマンしよう!」と思っても、どうしたって不可能。
ただでさえ難しいのに、ストレスという圧がかかることにより、ますます難しくなります。
運動も「元々運動好きで、リフレッシュになる!」という場合ならば良いのですが、
精神や身体がダメージを負っている時は、激しい運動はおすすめできません。
余計にエネルギーを消耗して、ますます代謝力を落としてしまうから。
「ダイエットしたい!」なおかつ「日常でストレスを感じている・・・」という場合、
何かを頑張るよりも、まず真っ先にストレスをケアする方が、効率が良いのです。
・・・前置きが長くなりましたが、
ダイエットの敵である「ストレス」について、どう対処していくか?
これまで生徒さんにお伝えしてきた「コツ」を5つの観点から説明していきますね。
1・ストレス解消の吐け口を見直す
スイーツ、ジャンクフード、アルコール、カフェイン・・・「こういうものでは解決しない」と心得ましょう。
欲してしまう自分に対し、「ダメだ」とジャッジする必要は、一切ありません。
ただ、これらの食べ物は「根本的にストレスを解決してくれるわけでは、ない」と認識してみて下さいね。
そして、できたらもう少し「ストレスを解消してくれる」要素が強いものを取り入れていきましょう。
例えば、
・「口当たりの良いものよりも歯ごたえのあるものを選ぶ」
よく噛むことは、軽い「リズム運動」でもあるため、自律神経のバランスを整える作用があります。
(ナッツやキュウリ、リンゴなど、私もよく食べています)
ふわふわのパンが食べたい時は、ハードパンやフランスパンを選んでみて下さい。
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