以前、ガジェット通信では日本食糧新聞社さんのブログ『食@新製品』から“納豆方式”で焼肉店にユッケCome Back !という記事をご寄稿いただいた。
2011年4月に生肉での集団食中毒事件が起こり死者も数人出て、それにより焼肉屋からユッケが姿を消して久しい。ある店ではユッケに牛ではなく馬の肉を使うなどしていたが、ここ最近“個食パック方式”といういわば“納豆方式”で牛のユッケを提供するお店も増えて来たようだ。上記記事によれば
「個食パック方式」のユッケは、パックに入ったまま客席に提供され、お客さんが自分で調味液を混ぜる。まさに納豆方式です。
生肉については加工処理、調理基準ともに、焼肉店にとっては高いハードルが設けられています。
全国に約2万店ある焼肉店のうち、保健所の許可を得られる加工、調理システムを有す店は極めて少なく、今後も個々の焼肉店が許可を得ることは難しいそう。
ということで、厳しい基準を満たした加工場でユッケ用の肉を作ってパックし、そのまま客に提供。客が自分で調味液を混ぜるという。
都内のとある焼き肉店でも6月よりその方式で提供を始めていた。
ユッケ肉の「個別パック」と、ユッケ用にタレと野菜、リンゴと生卵が入った皿が提供される。パックには
「ISO9001 ISO22000取得工場製造」
「厚生労働省の基準に適合した工場で加工しております。生ものですのでお早目にお召し上がりください」
の文字が。
そして、客自身がテーブルでパックを開けて混ぜなければならないという。お店の調理場で混ぜていただくのはNGなのか店長に話を聞いたところ、「パックのまま提供するように行政指導を受けている」とのこと。
自分で混ぜて食べてみると、味はこれまでと変わらないような気もするし、なんとなく以前の方が美味しかったような気もする。気分的なものだろうか。値段も、以前に比べて若干割高になっていた。店長によれば「パックの仕入れ価格の関係上、申し訳ないが値上げをさせてもらった」とのこと。
いずれにせよ、ユッケ好きには“合法的”に堂々と牛肉のユッケが食べられるようになってうれしいところである。
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