弱いなら弱いままで。

ハッピーエンド名作小説99(1)北村薫『空飛ぶ馬』。

2015/05/08 08:18 投稿

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空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

 ゴールデンウィークが明けて申請が通り、晴れてチャンネル名が「ハッピーエンド評論家・海燕のチャンネル」に変わりました。

 これでようやく自称評論家としての作業を開始できます。

 いろいろな活動が考えられるわけですが、とりあえず99作の小説を書評して電子書籍を刊行するところから始めたいと思っています。

 タイトルは「読むだけで幸せになれる! ハッピーエンド名作小説99」にしたいところ。

 99作も書評するのは大変でしょうが、最低限それくらいは書かないと卑しくも評論家を名乗ることはできないとも思います。

 この記事はそのための第一弾。初めの作品として、北村薫『空飛ぶ馬』を選ぶことはおそらく正しい選択でしょう。

 およそあらゆる推理小説のなかでも、この作品ほど爽涼な結末を意図して選択された作品は数少ないはずだからです。

 そもそもミステリというジャンルは、通常、どこか苦かったり哀しかったりする

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