またもや更新が滞ってしまいました。いや、原稿は大量に書いているのですが――という見苦しいいい訳はやめておきましょう。とにかく書いて公表することにします。

 ここのところ小説を読まずに映画ばかり観ている気がしますが、きょうもきょうとて『ナオト・インティライミ冒険記 歌旅ダイアリー』を観ました。

 『永遠の0』も観ておきたいし、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』も観たい、『カラスの親指』も借りてあるのだけれど、とりあえずはこの作品から。

 ナオト・インティライミは何年か前にブレイクした人気のシンガー。かれが世界各国を訪ねては「歌」と「旅」の物語を生み出していくプロセスが綴られます。

 一応、ノンフィクションであるわけですが、いち視聴者の目から見ると、はたしてどこまでが真実やらせなしのドキュメンタリーなのかは当然わかりません。

 しかし、いくらか猜疑の目で見てなお、実に感動的な映画に仕上がっ