入門 ウェブ分析論 ―― アクセス解析を成果につなげるための新・基礎知識 増補改訂版

 アクセス解析を眺めていたら、ふと、いままでチャンネル会員が増えた月上位3位が、そのまま記事数が多い月上位3位でもあることに気づきました。

 具体的に云うと2013年4月、2012年12月、2012年11月ですね。これからの月は「たくさん更新したら、たくさん会員が増えた」という結果になっています。

 また、記事更新数が少ない月はやはり会員数も減っていることが多く、地道に更新することの大切さがわかります。

 いや、いままでもわかっていたんだけれど、こうまで露骨に数字に表れているとは思っていなかった。

 「たくさん更新しても増えない月ってあるよなあ」と感じていたのですが、アクセス解析を見るかぎり、たくさん更新した月はやっぱりそれなりに増えているんですよね。

 なかでも88本更新した8月はひと月で284人増えています。なぜこんなに増えたのかいまだにわからないんだけれど、やはり記事数が過去最高であることも関係しているのでしょう。

 いまひとつ増えていない今月は、やはり21日間で36本しか更新していない。1日約1.5本。4月の半分程度のペースというわけです。

 半分程度のペースなら半分程度の会員増加数になるかというと、そういうわけでもないのがおもしろいところ。

 やっぱりどこかに一気に会員が増える閾値というものがあって、それを超えるとある程度会員が増えるスピードが上がるのかもしれない。

 もちろん記事のクオリティもそれなりにかかわってはいるでしょうが、正直、記事の内容そのものはこの1年間、それほど変わってはいないと思うんですよね。

 だから、数が重要になって来るのかな、と。

 この仮説を検証するためには来月、とにかく数を書いてみるという実験を刷ればいいんだけれど、さて、そんなに書けるかな……。

 ヒマだからいくらでも書けそうなものだけれど、やっぱりあまり適当な記事を書くわけにもいかず、