『花咲ける青少年特別編』と『Landreaall』の続きを読めることを大変楽しみにしております。しかしまあそれについてはあとで別立てで記事にすることとしましょう。
あと、きょう発売の『少年マガジン』で赤松健さんによる新連載が始まるはずなのですが、それもあとに回すことにしましょう。
さて、何を書くか。ネタを考えずに書き始めていることが露骨にわかる構成ですが、そうだな、『凍牌』の話でもしましょうか。
おもしろいですよ、『凍牌』。さすがに『ヤングチャンピオン』を購読しているというひとはほとんどいないと思うのですが、いま最も熱い――というか「冷たい」麻雀漫画です。
そのクールさは『アカギ』と比較しても数十倍にのぼるとかのぼらないとか。
まあ最近の『アカギ』は、あれはさすがに「ないわー」な展開ですから比べるのもどうかと思うのですが、いやじっさい、『凍牌』、素晴らしいです。
日本の裏社会で活躍する天才少年雀士「氷のK」の物語。このKの秀抜な造形もさることながら、波瀾万丈の物語が圧巻。
命がけの麻雀勝負なんていまではありふれたものと云えなくもありませんが、この漫画の場合、特に「人柱編」に入ってからは「ここまでやるのか!」という展開の連続で、目が離せません。
じつはいまいちばん先の展開が楽しみでならないのはこの漫画だったりするんですね。
青年誌らしくセックス&バイオレンスな描写がなくもないのですが、基本的には壮絶な頭脳戦であり心理戦です。
初めはお金を賭けていたはずの勝負が、いつのまにか「命や、命より大切なものを賭ける」ところまでエスカレートしていくところはひとつ麻雀漫画にかぎらず、ギャンブル漫画全体のお約束ともいうべき展開ではあります。
Kを初めかっこいい男性が目白押しなので、女性ファンがついてもおかしくないと思うんだけれど、さすがに『ヤングチャンピオン』をチェックしている女性読者は少ないだろうなあ。
最近まで平井和正原作の『ウルフガイ』が連載されていたりして、ぼく的にはオススメの雑誌なんですけれどね。
まあでもそういうひとがまったくいないかというとちゃんといるものなんだけれども。
最近の麻雀漫画では、青山広美&山根和俊の『ギャンブルフィッシュ』コンビによる『バード』なんかもオススメです。
こちらは美貌の
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