同キャンペーンは、免許を返納したドライバーが「運転経歴証明書」をIMADEYAの各店舗に持って行くと、同店がセレクトした日本酒、焼酎、ワインから好きなお酒を1本プレゼントしてもらえる企画。2024年5月21日(火)以降に免許を返納をした65歳以上の人が対象で、まずは先着100名限定と発表されていますが、反響を見て今後は行政などとの連携による拡大も視野に入れているそうです。
警視庁の「運転免許統計」によると、高齢ドライバーによる死亡事故や飲酒運転による交通事故は減少傾向にあるものの、免許返納率は2019年をピークに低下傾向にあることが判明しています。
同キャンペーンには、免許返納率を向上させ交通事故による犠牲者をさらに減らすと同時に、返納したドライバーを労いたいという思いが込められています。「これからは気兼ねなくお酒を楽しんでほしい」という酒店ならではのメッセージで新たな楽しみを提案し、免許返納に対するプラスのイメージを与えているのも、企画のポイントだと言えるでしょう。
免許返納のタイミングで店舗へ足を運んでもらえるきっかけづくりや、企業イメージの向上にも期待できるだけでなく、業種を生かしたアイデアで社会の課題解決にも繋げられるキャンペーンの好例です。