ステッカーやクーポンなどが貼られ、通りがかりのユーザーはそれを自由に剥がして持ち帰れるタイプの屋外広告・通称ピールオフOOH(以下ピールオフ)は、数年前から世界中で流行しています。OOHの新たな可能性を指し示したピールオフのさらに先進的な事例としてデジタルサイネージを活用したインタラクティブな広告の模索もはじまっており、ついにデジタルサイネージ上でゲームをできる“遊べるOOH”が米ニューヨークに登場しました。広告主はコカ・コーラ。遊び心満載なコミュニケーションを行う同社ならではの魅力が詰め込まれた事例となっています。
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ニューヨーク・タイムズスクエアの巨大デジタルサイネージ上にある日突然投影されたのは、2人プレイ用のシンプルなエアホッケーゲーム。その真下に設置されたコントローラーを手に取ることで、通行人であれば誰もが遊べるようになっています。一見するとコカ・コーラとは直接的に関係がないかのように見える施策ですが、前出のとおり同社はこれまでも数多くの遊び心満載な広告を通じてブランディングしてきており、印象的な紅白カラーの組み合わせを巨大スクリーンに投影するだけでも絶大な効果があると思われます。
特定の商品を訴求するのではなく、ブランドカラーを最大限活かしたインタラクティブなコンテンツをあえてWeb上ではない、デジタルサイネージ上で実施することでコカ・コーラならではの楽しい企画に仕上げました。
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