同社が10代~50代の男女500人を対象に実施した、電話・テキストコミュニケーションに関するアンケート調査によると、10代と20代の若者のうち約4割が「電話が苦手」と感じているそうです。また、約8割の若者は、電話よりもテキストコミュニケーションを優先したいと回答。若者の気持ちに寄り添い、さまざまな手法のコミュニケーションがあることを提起すべく、今回のプロジェクトに至りました。
東急東横線・田園都市線へ掲出している広告には、「14時頃かけますね、の「ごろ」の範囲が気になる。」や、「電話した相手が出なかった。ちょっと嬉しい。」など、電話が苦手な人には共感できそうな“あるある”を載せています。
また、3月21日(木)からは、着信が来ているスマホの巨大オブジェを渋谷PARCO前に設置。15分おきに鳴る着信音と連動して、オブジェ周辺でビラ配りをしているスタッフがおののく演技が見られるギミックが仕掛けられており、電話が来るとそわそわしてしまう若者の気持ちを体感できる仕掛けとなっています。
新生活シーズンに合わせ、電話が苦手な若者達の声を代弁するプロジェクト。テキストなど、電話以外のさまざまなコミュニケーション方法にも向き合う機会をもたらしています。入社前に電話への不安を抱える新入社員を応援するだけでなく、新入社員を受け入れる側の上司たちにも、なかなか若手からは直接言いにくい「電話苦手」への理解を促せそうです。