世界中で愛飲者が増えているクラフトビール。ただ、日本では「ピルスナー」という黄金色のラガービールが主流※で、国内のビール類ユーザー全体の約8割はクラフトビールを飲んでいないそう。ビールの「多様性」という点で、世界に比べて遅れをとっていると考えた同社は、日本でも多様なビールのおいしさと楽しみ方を発見してほしいという思いから今回のイベントを企画しました。
※キリンビール調べ
イベントは、日本で主流のピルスナービールとクラフトビールを飲み比べる「ビアフライト」体験や、CMセットを模した150種のクラフトビール展示が楽しめる空間に。また、日本や世界のビールの「意外な真実」を巨大スクリーンで掲示。さまざまな情報を通じて、来場者にクラフトビールの魅力をアピールします。
日本国内のビール類市場が縮小傾向にある一方、消費量が拡大傾向にあるクラフトビール。今まで同じようなものばかり飲んでいたかもしれないと気付かせ、まだ魅力をあまり知られていないクラフトビールへと目を向けさせることで「多様性」の広がりに貢献しそうです。比較的若者の多く集う新宿エリアでの実施ということで、ビール類市場の再活性化に向けた切り札として、同社が新たな客層を獲得しようとしていることが伺えます。