リアルとデジタルを掛け合わせ、新たな体験を提供する「みらいの郵便局」の実現を目指す日本郵政グループ。ギフトを贈る相手に合わせたカスタマイズやパーソナライズが重要視される昨今、誰かを想い「“贈る”を楽しむ」きっかけをつくるとともに、実際の体験を通じて、日常的に想いを伝えあう、ギフトを贈り合う新たな文化を生み出すことを目指しています。
第1弾は「本を通して、人の生活を豊かにする」を掲げるバリューブックスとコラボし、「想いを本と一緒に贈る」をテーマに展開。想いを届ける贈り本「SOZO BOOKS」として、想いを届ける贈りものとして選書された約150冊が並びます。相手にどんな本を贈ればいいか迷う人には「選書AI」が選書をサポートするとのことです。
体験の流れは、まず「想像する」エリアからスタートします。「SOZO BOOKS」での偶然の出会いをきっかけに、相手をイメージしてギフトを選びます。次に「創造する」エリアでのラッピングへ。包装紙やシーリングスタンプなど100種類以上の装飾アイテムが並ぶなかから、メッセージを書いたり包んだりと、自由にラッピングします。
クライマックスの「送贈する」エリアでは、この店舗だけの特別なポスト「SOZO POST」へ贈りものを投函します。投函と同時に、デジタルインタラクションで贈る想いが広がって伝わっていくイメージを体感でき、これまでにない贈りもの体験が楽しめるとのことです。
3つのエリアをまわることで、「選ぶ・包む・贈る」までの一連の流れが店舗内で完結する「SOZO BOX」。相手を想いながら選んだり、ラッピングしたりする楽しさを、身をもって実感できます。ネットで簡単に気持ちを伝えられるこの時代だからこそ、言葉にならない想いを形にする“贈りもの”の魅力にあらためて気付ける事例がありました。