スマホをかざすだけのデジタル名刺「プレーリーカード」は、2023年2月7日に提供を開始しました。これまで初対面の人とは紙の名刺で自己紹介を行うことが当たり前の文化となっていましたが、インターネットの発展、SNSの普及やフリーランス・副業・転職など働き方の変化に伴い、紙名刺以上に情報を伝えるニーズが生まれ始めました。同社はそんなニーズに対し、プレーリーカードのサービスを通じて「出会いが豊かになるような初対面でのコミュニケーション体験」をサポート。SNSでのクチコミも広がり、サービスリリースから10ヶ月で利用回数は累計20万回を超えました。たくさんの人に使ってもらうことで、出会いが豊かになると同時に、20万枚以上の紙名刺の資源の削減にも繋がっています。
今回のファンミーティングは、リリース1周年を記念して、ユーザーの皆さんに感謝の気持ちを伝えるとともに、デジタル名刺の交換で「豊かな出会い」の場を作りたいという思いから開催に至ったものです。
まずは、共同代表の坂木茜音さんからご挨拶と1周年の感謝の言葉がありました。「今日でプレーリーカード1周年を迎えました。おかげさまでプレーリーカードの利用回数は累計20万回を超えました。ここにいる皆さま一人ひとりが使ってくれたおかげで辿り着けたと思っています。今日は私たちから感謝をお伝えする日であるとともに、ユーザーさん同士の出会いの日として楽しくプレーリーカードの交換をしていただけると嬉しいです」
次に、木材素材のデジタル名刺を発売することを発表しました(※1)。環境に対するアクションを一歩ずつ進めていきたいという思いから開発されたものです。3月初旬から発売予定ですが、ファン限定で先行販売も行いました。あわせて、デジタル名刺「プレーリーカード」の利用回数に応じた「グリーンドネーションプログラム」を開始することも発表されました。
その後、グループに分かれて、プレーリーカードの未来についてファン同士で会議する「プレーリー未来会議」を実施。プレーリーカードを用いて自己紹介しあった後、プレーリーカードの「良い点」「改善点」「追加機能の提案」などを書き出して話し合いました。「iPhoneを探す」のように無くした時に見つけられる機能がほしい、「PayPay♪」のように名刺交換した時に「プレーリー」の効果音が鳴ると面白そう、表裏で読み取りURLが変わる、セパレートできる名刺になると嬉しい、ハッシュタグで自分の関心ごとを「#旅」「#映像クリエイター」のように示せて、すれ違い通信のように近くにハッシュタグの通知が来る機能があるといい出会いが生まれそう、などといった話があがりました。
最後に、プレーリーカードユーザー100人との交流会。紙の名刺ではなく、プレーリーカードをかざしあって自己紹介し、カードのデザインや人となりや仕事、趣味が伝わるプロフィールページをもとに会話を楽しみました。会場から熱量と活気を感じられ、プロダクトの世界観への深い理解や単なるツールではなくコミュニティのハブになっているプレーリーカードを実感できて満足したことが参加者からの声で寄せられています。
リリース1周年を記念したファンミーティングを開催したプレーリーカード。実際に製品を愛用しているファンユーザーと開発しているスタッフとのコミュニケーションによって、製品に込められた思いへの理解度が深まるとともに今後の進歩に向けての具体的なアイデアや意見が生まれる場となりました。
ファンマーケティングが注目を集める中、デジタル名刺という製品の特徴をうまく組み込んだファンミーティングの開催となっています。製品やサービス、ブランドに対し、愛着を持ったファンを増やすことで、中長期的に売上を拡大させるファンマーケティングの好例といえそうです。
・※1関連リリース:デジタル名刺「プレーリーカード」、日本初”木材素材”のデジタル名刺を3月初旬より販売開始