2018年7月から「サムライ×NINJA空港プロジェクト」を展開してきました。このプロジェクトでは、地域の魅力ある観光資源であるサムライとNINJAのPRや、外国人観光客の誘客を目的としています。
そこで、セントレアでは毎月22日を「忍者の日」とし、定期的に忍者にまつわる企画を開催。2月22日は「にん・にん・にん」と2が重なる特別な日になため、毎月の忍者企画をよりボリュームアップして開催することになったものです。
当日は、「徳川家康と服部半蔵忍者隊®︎」がセントレアへ出陣。航空会社や鉄道会社と連携し、セントレアから出発されるお客様のお見送りやイベントステージでの「徳川家康と服部半蔵忍者隊®︎」による出陣式や演舞、じゃんけん大会などが行われました。
また、忍者をはじめとする中部地域の観光事業などについて、「国立大学法人三重大学と中部国際空港株式会社との産学連携に関する包括協定調印式」も実施。これは、空港会社が地域と学術的な産学連携を円滑に取り組む先駆けとなるべく取り組まれています。
さらに、2月22日は「猫の日」(にゃん・にゃん・にゃんの日)でもあることから、常滑市のマスコットキャラクター「トコタン」も忍者隊とともに出陣する賑やかな企画となりました。
「猫の日」にあわせての企画は多数ありましたが、中部国際空港セントレアはちょっと異彩を放つ「忍者の日」を打ち出しての施策となりました。猫の日も踏まえて、常滑市のマスコットキャラクター「トコタン」も投入し、多角的な企画を盛り込むことで、これまで継続してきた「サムライ×NINJA空港プロジェクト」をパワーアップし、大型のプロモーション施策として発信となりました。
コロナ禍の収束により、訪日外国人観光客の数は大幅に回復しています。2021年は年間245,862人まで落ち込んだものの、2023年には1月から10月までの10ヶ月間だけでも19,891,345人となっています(※1)。そんな拡大傾向のインバウンド需要に向けてのPR施策は、これからますます激戦となりそうです。
いかに他と差別化しながら、外国人にとって魅力ある施策が打てるかが重要と気づかせてくれる取り組みがありました。
・※1出典元:日本の観光統計データ 訪日外客数(総数)の推移(日本政府観光局)
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